夏のインターハイ出場をかけた県高校総体が6月1日に行われました。 男子サッカーは65校・全59チームの頂点を目指し熱戦が繰り広げられました。熱い戦いを振り返ります。 準決勝、第1試合は新潟明訓高校と北越高校が対戦。 後半31分、試合の均衡が破れます、 （実況） 「前線へのボール。田代が抜け出 した。田代の前だ。田代が運ん で、左足で流し込んだ！」 新潟明訓高校がこの1点を守り切り決勝に駒を進めます。 ◇ 第2試合はこの大会3連覇中の帝京長岡が開志国際を圧倒します。先制点は、前半7分。 （実況） 「クロスが入ってきて、フリーだ！左足ー！決まったー！」 U-16日本代表の1年生・児山の先制ゴールを皮切りに帝京長岡が立て続けに得点。5対0と快勝し決勝進出を決めました。 ◇ 迎えた決勝。帝京長岡は準決勝までの4試合で27得点。代名詞のパスワークで圧倒的な攻撃力を誇ります。対する新潟明訓は準決勝まで無失点の勝ち上がり。鉄壁の守りから勝利を呼び込みます。 開始早々、帝京長岡はドリブルからこのスルーパス。一気にシュートまで持ち込みます。さらに自陣からボールをつなぎチャンスメイク。 （実況） 「ファーから来たのは、上田のシュートだー！」 今大会得点王の、帝京長岡6番・上田が、キーパーの頭上を射抜くミドルシュートを放ち、先制。今大会、初めて新潟明訓のゴールネットを揺らします。 エンドが変わった後半。帝京長岡は後半だけで10本のシュートを放ち追加点を狙います。その波状攻撃に対し新潟明訓は粘りの守り。全員守備でゴールを割らせません。 新潟明訓は執念の攻撃を見せますが、あと一歩及ばず。この大会4連覇を果たした帝京長岡。見据えるのは全国の舞台です。 〈帝京長岡高校・キャプテン　西馬礼選手〉 「去年ベスト4ということで、自分たちはそれを超えるために頑張っているので、とにかく優勝目指して頑張りたいと思います」 帝京長岡は新潟県代表として夏のインターハイに臨みます。