県内での大規模な停電を想定した訓練が3日、県庁で行われました。災害時の対応に備えるため、外部から電力を確保する手順を確認しました。 6月3日、県庁で行われた大規模な停電を想定した訓練。 《訓練》 「現在、発電機トラブルにより県庁舎で停電が発生しています。緊急で高圧電源車を派遣していただけませんでしょうか」 2005年12月、新潟市内をはじめとした下越地方を中心に最大65万戸に影響があった新潟大停電。このとき県庁では非常用発電機の接続部分でトラブルがあり、約9時間に渡って電源が停止しました。再発防止のため翌年から毎年、訓練が行われています。 訓練では県庁の自家用発電機にトラブルが発生し、東北電力ネットワークに電源車の派遣を要請。その後、外部から電力を確保し停電を復旧させるまでの一連の流れを確認しました。 〈県 管財課 渡辺剛 参事〉 「訓練というのは積み重ねのものだと思っておりますし、災害が起こった際にも庁舎の電源が失われることがないようにしっかりと毎年訓練をしていきたい」 県は今後も訓練を重ね、災害時の停電に備えます。
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