磐田市に住む50代の男性が、現金およそ1400万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。 29日午後2時半ごろ、磐田市に住む会社役員の男性（59）のもとに、携帯電話会社を名乗るものから「あなた名義で携帯電話が契約され、不正に使用されている」と連絡がありました。 その後、同じ日に、警察官や検事を名乗るものから「詐欺事件の犯人の自宅からあなた名義の通帳等が見つかった。口座に不正があるか調べるために口座を止める必要がある。口座を止めずに調べるために、現金を送金してほしい」などと連絡があったといいます。 男性はその連絡に従い、翌日、磐田市内の金融機関の窓口から現金およそ1400万円を指定口座に振り込んでしまったということです。男性は、振り込んだ額が大きく不審に思い、家族に相談したのち警察に被害を申告したところ、詐欺と判明したということです。 警察は「捜査等の名目で金銭を要求しません」と呼びかけています。
もっと
