【やっぱり日本導入熱望!】三菱エクスフォースにハイブリッドモデルが仲間入り!

三菱自動車の日本未導入モデル、エクスフォースのハイブリッドEV(以下HEV)が2025年3月、タイで発売された。 【画像】日本導入を期待せざるを得ないエクスフォースのHEVモデル エクスフォースは2023年にインドネシアで発売され、翌2024年にはベトナムやフィリピンなどのアセアン地域、中南米やアフリカ、中東などに展開を拡大している世界戦略SUV。タイのレムチャバン工場で生産されている。 そして、2025年4月10日にはタイ市場に向けたHEVモデルの出荷を開始した。3月20日の発売から想定を上まわる1800台超を予約受注し、好調な立ち上がりを見せている。 予約注文を入れた人からは、スタイリッシュで力強い本格的なSUVデザインや、コンパクトなボディサイズでありながら5人乗車でも広々とした快適な居住空間があることや、HEVならではの力強く滑らかな加速性能や、クラストップレベルの燃費を実現している、といった点が評価されているという。 そんなエクスフォースのHEVモデルはどんなクルマなのか、じっくり見ていこう。 ガソリンモデルはこちらで紹介 エクスフォースは、「Best-suited buddy for an exciting(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに、アセアン地域での使われ方にこだわって開発された5人乗りのコンパクトSUV。ボディサイズは、全長4390mm×全幅1810mm×全高1669mm(インドネシア仕様)で、RVRよりもちょっと大きいぐらい。日本でもちょうどいいサイズ感といえるだろう。 ■HEVの特性を生かしながらも、三菱らしい走りを実現 今回追加されたHEVモデルは、三菱自動車が誇るプラグインハイブリッドEV(PHEV)由来のHEVシステムを搭載し、優れた環境性能と力強い加速性能を獲得。エクスフォースの魅力を高めるとともに、これまで兄貴分のエクスパンダーやエクスパンダークロスに設定しているHEVシリーズとともに、タイにおける電動車の選択肢の幅を広げた。 ドライブモードには、HEVの利点を生かすべく、EV走行のための2つのモード「EVプライオリティ」と「チャージ」を設定する。「EVプライオリティ」では、エンジンを始動させることなく、駆動用バッテリーからの電力でモーターを駆動する。静粛性が求められる場面に最適だ。駆動用バッテリーの残量が少なくなっても「チャージ」に切り替えれば、積極的にバッテリーを充電してくれるので、EV走行したいときに電欠しているという悲しい状態は避けられる。 路面状況に応じた制御を行う5つのドライブモード「ノーマル」、「ターマック」、「グラベル」、「マッド」、「ウエット」も設定。駆動方式はFFでありながら、ランサーエボリューションやアウトランダーなどに搭載されたアクティブヨーコントロール(AYC)をはじめ、前輪のスリップを制御するトラクションコントロール、4輪の安定性を制御するアクティブスタビリティコンロール、加速時のモーターやエンジン出力を調整するアクセルレスポンス制御、さらに速度域や路面状況に応じてステアリングの手応えを調整する電制ステアリングなどを統合制御することで、悪路走破性や滑りやすい路面での安定感を実現した。 ■優雅さと堅牢性を融合させたデザイン エクスフォースはデザイン面も魅力だ。エクステリアではでは優雅さと堅ろう性を融合させた「Silky & Solid」をコンセプトにスタイリッシュかつ本格的なSUVスタイルに仕立てた。 ボディ上部はフロントからサイド、リヤへと連続的に繋がりながら流れるような面と、浮いているような視覚効果を与えるフローティングルーフによって、軽やかさを表現している。足元には18インチホイール&大径タイヤ、そして183mmと必要十分な最低地上高を確保。都会もアウトドアシーンも似合うエクステリアデザインとした。 インテリアは前方の視認性を高めるとともに、悪路走行時の車体姿勢の変化をつかみやすくするために水平基調のデザインに。12.3インチのスマートフォン連携ディスプレイオーディオとデジタルドライバーディスプレイを一体化させた大型のモノリス形状のパネル、そしてコンパクトなパワーシフトによってHEVらしい先進感を演出する。 さらに、アウトランダーPHEVにも搭載されている「ダイナミックサウンドヤマハプレミアム」を採用。スピーカーの性能を最大限に発揮できるよう、車両側に最適な音質向上策を施すとともに、走行時は車速に応じて音量と音質を補正することで、荒れた路面でも輪郭のはっきりした中高音と躍動感のある低音を楽しめる。 ■日本導入はあるのか!? 発売当初はガソリンモデルのみで、三菱関係者に日本導入について聞いてみても「ハイブリッドの普及率が高い日本で売っても……」という反応だった。しかし、今回HEVが追加されたということは日本導入に前向きなのか? エクスフォースのような背が高くボクシーなコンパクトSUVは日本にはあまりないので、導入すれば売れそうな気がするが……。今後に期待、したい。 〈文=ドライバーWeb編集部〉

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