【エリン（米ウィスコンシン州）＝平沢祐】女子ゴルフの今季メジャー第２戦、全米女子オープン選手権は２９日、米ウィスコンシン州のエリンヒルズで開幕し、竹田麗央が６バーディー、２ボギーの４アンダーで首位タイで発進した。 岩井千怜、畑岡奈紗、河本結が３アンダーで７位、前回２位の渋野日向子、桑木志帆、西郷真央が２アンダーで１２位。２年連続３度目の優勝を狙う笹生優花は２オーバーの７８位。日本勢は２１人が出場している。 練習ラウンドからドライバー好調 トップで初日を終えた２２歳の竹田は「すごくいいスタートが切れた」と目尻を下げた。 練習ラウンドから「しっかり振れている」と感じていたドライバーを武器に、４ホールあるパー５のうち、三つでバーディーを奪った。特に大きかったのはインスタートからの１８番。１７番で初めてのボギーをたたいた直後、きっちりスコアを戻した。後半、２番で二つ目のボギーとした時も、３番パー４でバーディーと気持ちの強さも十分。「我慢強くプレーできた」とうなずいた。 警戒していた風はさほど強くなかったが、「風次第で難しさも変わってくるので、それに合ったゴルフができるように頑張りたい」。昨季の日本ツアー年間女王は２日目を見据えた。
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