【苦難に屈せず】独ヴィーズマン、新型EVロードスター発売に向け奮闘中 関税の壁

発売遅延にも負けず ドイツのスポーツカーメーカー、ヴィーズマン(Wiesmann)が2022年に発表した電動ロードスター『プロジェクト・サンダーボール』は、発売に遅れが生じている。しかし、ヴィーズマンは依然として、市場投入に向け意欲を失っていない。 【画像】発売遅延も高まる期待 ヴィーズマン・プロジェクト・サンダーボールの詳細をみる 全33枚 サンダーボールは、経営難に陥っていたヴィーズマンが国際的なIT企業であるコンテック・グローバルに買収されてから6年後の2022年に発表。販売価格は25万2000ポンド(約5000万円)とされ、2024年の発売を予定していた。 ヴィーズマン・プロジェクト・サンダーボール ヴィーズマン リアアクスルに2基の電動モーターが搭載され、システム合計で680ps、112kg-mを発揮する。車重は約1700kgながら、0-100km/h加速は2.9秒とされる。また、83kWhのバッテリーにより、最大航続距離は約500kmと公表されている。 AUTOCARは、2022年にこのプロトタイプに試乗している。その際に、「圧倒的なパフォーマンスとクラシックなドライブ・フィールが、絶妙なバランスで融合された将来有望な1台」と評価していた。 しかし、ここにきて発売は大幅に遅延している。同社の戦略責任者であるジャスプリート・アフジャ氏は取材に対して、「深刻な供給網(サプライチェーン)の問題」に直面しており、それに加えて「関税制度の変更による混乱が、我々のような小規模メーカーにとって大きなハードルとなっています」と語った。 それでも、ヴィーズマンの姿勢は揺るがない。アフジャ氏は、「我々は引き続きサンダーボールの量産化に注力しており、年末までには何らかの新情報をお届けできると思います」と述べた。

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