◆男子プロゴルフツアー ミズノオープン 第１日（２９日、岡山・ＪＦＥ瀬戸内海ＧＣ＝７４６１ヤード、パー７２） 米ツアーを主戦場にする大西魁斗（フリー）は今季日本ツアーに初参戦し、５バーディー、１ボギーの４アンダー６８で、首位と２打差につけた。 はじめの１２番はチップインバーディー、１４番は２メートルを沈めるなど、連続バーディー。安定したゴルフを見せたが、最後の９番はボギーに終わり、「いいゴルフをしていない。ショットが課題。かみ合わないというか、満足いかない。スイングが練習とコースで変わる。そこを模索中」と、振り返った。 今季、米ツアーは１２試合に出場し、予選落ちは１０度。「よくはなっているけど、ＰＧＡツアーでは通用しない。難しいのは分かっていたけど、実力が追い付いていない。足りていない」と、スイングを見つめ直すためにも帰国を選択した。 今大会は、有資格者を除く上位３人が海外メジャー、全英オープン（７月、ロイヤルポートラッシュＧＣ）の出場資格を得る。全英の切符をつかむためにも、米ツアーで結果を残すためにも、「早くもっとうまくなりたい。それだけを考えて練習している」と大西。２６歳が日本で飛躍のきっかけをつかむ。
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