恐怖!? 新東名で大型車「火災事故」の映像公開! トンネルで真っ黒な煙充満&「爆発する瞬間」も記録! 一体何があった? “車両火災”多発でNEXCOが注意を呼びかけ

カーキャリアが「爆発・炎上」 衝撃の動画が公開  NEXCO中日本は2025年5月29日、公式SNSを更新。「車両火災」への注意喚起として、1本の動画を公開しました。  一体何があったのでしょうか。 画像はイメージです(画像:PIXTA) 【動画】「えっ…」 これが新東名で起きた大型車「爆発・炎上」の瞬間です  公開された動画は新東名高速下り線、清水PA〜新清水JCT間にある和田島トンネル内を監視カメラで映したものです。  動画開始すぐ、第一走行車線を1台の大型カーキャリアが走行してきます。乗用車を6台積んだ満載状態です。  このカーキャリアは、おもむろにハザードランプを点灯させて徐々に減速して左に寄っていきます。よく見ると最後部から激しい火花が上がっているのがわかります。  そのまま火花と白煙を上げながらも、なんとか路肩に寄せて停車することができました。  このとき、カーキャリアのすぐ後ろには大型トラックがぴったり追従して走行しており、もしかしたら、このトラックがパッシングやクラクションなどを使って、カーキャリアのドライバーへ異変を伝えていたのかもしれません。  その後、映像は停止後約15分後に切り替わり、路肩にカーキャリアだけが残されています。このときはまだ本線は通行止めになっておらず、ほかの2車線は途切れることなくクルマが走行しています。  トンネルのカメラがカーキャリア後部へズームすると、右後輪から炎が上がっている様子がわかります。  さらにその25分後、衝撃の展開になりました。カーキャリアはトラックと積載していた6台のクルマごと真っ赤な炎に包まれており、ものすごい煙に覆われています。なお、このタイミングでトンネル内は進入禁止措置が取られていたようです。  すると、映像がボン!と一瞬赤くなり、どうやら小さな爆発も複数回繰り返しているようです。火の勢いは全く止まりそうにありません。  その1分後、煙はトンネル内に充満し、完全に視界はなくなってしまいました。カメラ映像も徐々に暗くなり、このあとの様子はわかりません。  NEXCOは「高速道路での車両火災が多発しています!  エンジントラブルやタイヤバーストに起因するものなどさまざまです。日頃の車両点検を欠かさず出発前の点検もお願いします」と警鐘を鳴らしています。 ※ ※ ※  消防庁が2024年11月に発表した「令和5年における火災の状況について」によると、2023年に国内で発生した総出火件数は38672件で、そのうち車両火災は3521件を占めていました。  車両火災の要因はさまざまですが、主に2つに分類されます。  1つは車両自体のトラブルです。今回の映像のようにタイヤがバーストした状態で走行を続けたことで、ホイールが削れて火花が散り、火災に至るのです。  あるいはオイル漏れや燃料漏れも多く、エンジンの排気部(エキゾーストマニホールド)やマフラーなどに漏れた燃料やオイルが付着して発火する例もあります。  さらに、ライトなどの配線が劣化したり、粗悪な修理や素人による後付けのカーエレクトロニクス製品を取り付けたことで火災につながることもあります。  もうひとつの要因は、クルマに積んだものが火災を招く場合です。炎天下に放置されていたスプレー缶やライター、モバイルバッテリーなどが出火したり、フロントガラスに貼り付けた吸盤などがレンズの働きをしてシートを燃やす場合もあります。  日頃の点検整備のほか、車内に危険なものがないかも定期的にチェックしたほうがよいでしょう。

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