マツダ「新型コスモスポーツ」みたい!? 旧車デザイン採用の「2ドアオープン」!? ロータリーエンジン…じゃないエンジン搭載のカスタムモデル! ロードスターベースでNATSが復活させた「COSMO VISION」とは

現代の「コスモスポーツ」?  1967年にマツダから発売された2シータークーペの「コスモスポーツ」は、現在でも多くのファンが存在する名車でしょう。  その名車をベースに、とある自動車専門学校の学生達が現代風にカスタマイズして「COSMO VISION」というカスタムカーを製作。実車は東京オートサロン2022にて出展されました。 現代に蘇るコスモスポーツ! 【画像】超カッコイイ! マツダ「新型コスモ!?」を画像で見る(60枚)  コスモスポーツは、世界初のロータリーエンジン搭載世界の量産車となったコスモスポーツ。欧州メーカーなどもロータリーエンジンの開発を進めていましたが、量産車として発売したのはマツダが初めてでした。  流れるような美しいエクステリアデザインが採用され、クーペスタイルの美しいクルマとしても人気のあったモデルです。  東京オートサロン2022に出展されたCOSMO VISIONは、そんなコスモスポーツを現代に蘇らせたというカスタムカー。千葉県の自動車専門学校「日本自動車大学校(略称NATS)」の学生達が制作を担当しました。  当初は東京オートサロン2021のNATSブースに展示予定だったCOSMO VISIONですが、新型コロナウイルスにより2021年のリアルイベントが中止となり、オンライン開催のみとなってしまいました。  展示の機会がなくなっていたCOSMO VISIONですが、1年越しの東京オートサロン2022にて出展が実現。多くのカーファンから注目を浴びました。  COSMO VISIONのベース車両は、マツダ「ロードスター(ND型/2015年式)」です。  エクステリアは激しく変更されており、まさに現代風コスモスポーツといった風体に。インテリアにはBRIDE製シートやNARDI製ステアリング装着などが採用され、レトロ感を感じる要素も盛り込まれています。  レイズ製17インチアルミホイールにトーヨータイヤ製「プロクセス R888R」(235/45R17)を組み合わせた足回りは、走行性能も捨てていないカスタマイズといえるでしょう。  パワートレインには、ベース車両であるロードスターと同じ1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。吸気系にはBLITZ製エアクリーナー、排気系にKUHL製マフラーを装着する充実ぶりです。エアサスペンション(走行車高復帰機能付き)AirForce製も採用されています。  COSMO VISIONを制作した学生たち。過去の取材では次のような想いを聞かせてくれました。 「現行のロードスターで昔のコスモスポーツを現代風に作ろうということで、流行っている太いタイヤやホイール、エアサスなどを付けたい想いを形にしました。  COSMO VISIONのヘッドライトは、フォルクスワーゲン『ニュービートル』のものを流用しているほか、グリル、バンパー、メタル調の部分はマツダ『CX-5』のものを流用しています。  ウインカーはホンダ『インサイト』のものを合わせるように装着しました」 ※ ※ ※ 日本自動車大学校(略称NATS)は、精力的に東京オートサロンに学生達が製作したカスタムカーを出展しています。  NATS製作のカスタムカーの凄いところは、車検取得を前提に製作されている点です。クルマへの情熱が感じられるカスタムカーは、これからも多くのカーファンを魅了していくことでしょう。  COSMO VISIONのような魅力的なカスタムカーが、今後も製作されていくことを願わずにはいられません。

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