外ではクール、家では殿様!?甘えん坊息子に母が気づいたこと

現在7歳の娘と5歳の息子を育てながら、ユーモアあふれる子育て漫画を ブログ や インスタグラム ( @yuihanada7 )で発信している漫画家・イラストレーターのはなゆいさん。仕事と育児の両立に奮闘する日々の中で、子どもたちから学んだことや思わず笑ってしまったことなどを漫画にしています。 今回は、着替えも食事も何から何まで「ママやって〜」とお願いしてくる甘えモード全開だった頃の息子さんのお話。あまりの甘えっぷりにモヤモヤすることもあったはなゆいさんの頭の中にいろいろな考えが浮かび、ある日気づいたことがあったそう。その詳細を綴っていただきました。 甘えっぷりは一時的だと思っていた 皆さん、こんにちは。子ども2人を育児中のはなゆいです。今回は、息子のおーちゃんが4歳の頃のエピソードをお届けします。 当時のおーちゃんは、たいそうな甘えん坊さんで、何をやるにも「やって〜」とお願いしてくる子でした。ちなみに2歳年上の長女まる子が同じ年の頃は「自分で!」が口癖で、何でも自分でやりたがったものです(それはそれで手を焼いたのですが)。 4歳時点のおーちゃんは、服も着させてほしい、ごはんも食べさせてほしい、トイレにも付き添ってほしい……と、まさに“全部おまかせスタイル”。当時はコロナ禍で、さらに進級の変化もあったりと、生活環境が変わる過渡期にありました。 「環境の変化があると、子どもは不安になることがある」と聞いたことがあったので、彼の甘えを、一過性のものとして見守っていました。ところが、いくら見守れど、甘えん坊ぶりに変化が起こりません。 そこで、ある日思い切って「なんで自分でやりたくないの?」と聞いてみたところ、返ってきた答えは「めんどくさいから」。 「ただの横着だったんかい!?」と思わずツッコミましたよ。しかし、私は気づいてしまったのです。この子、もしかして「〇〇なのでは……!?」と。そのことに気づき、私の話に共感してくれるママ友もいて、母の心は少しばかり軽くなったのです。 現在5歳になった息子は… 外ではクールなのに、家では超がつく甘えん坊のおーちゃん。母に余裕がある日はそんな姿も愛おしいのですが、忙しい日には「いい加減に自分でやって!」と声を荒げたくなることも。 でも、そんなときは心の中で「この子は前世で自分では何もやらずに育てられたお殿様。今世では、人生修行中」と唱えて、気持ちを落ち着けるようにしていました。 そんな”殿様ブーム”(?)から1年が経過。 5歳になった我が家の甘えん坊殿ですが、自分で洋服を着替えられるようになり、また食事も(好きなものは)自分で食べるようになりました。ただ、トイレだけは一人で行けない、という日々が続いていました。 そんなおーちゃんが、ある日お友達の家でお風呂と夕飯を体験する、という機会がありました。 そこで母が目にしたのは、我が家での甘えん坊な殿ではなく、“外モード”の恥じらい男子の姿でした! 「タオルが可愛すぎて使えない」「恥ずかしいから前を隠してコソコソ入浴」「食べさせようとしたら『恥ずかしいからやめて』」などと。 これらの息子の発言を聞いて「甘えん坊な子でも、外ではちゃんと頑張っているのだね」としみじみ感じ入りました。 いずれは自分のことは自分でやるようになりますし、今のところはもう少し“お殿様”でいさせてあげよう、と思った母なのでした。 娘の癇癪(かんしゃく)はずっと続くのか…不安を感じる母の心を軽くしたある人の言葉

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