◆第７５回安田記念・Ｇ１（６月８日、東京競馬場・芝１６００メートル）１週前追い切り＝５月２８日、栗東トレセン 昨年の３歳マイル王、ジャンタルマンタル（牡４歳、栗東・高野友和厩舎、父パレスマリス）は川田将雅騎手を背に坂路を単走。力強い脚取りで加速し、５０秒１—１２秒２の好時計をマークした。高野調教師は「川田ジョッキーに乗ってもらい、肉体的、精神的に大丈夫と確認してもらえたかなと思います。動きは良かったし、時計の出方も悪くない。いい進み方をしていました」とうなずいた。 昨秋の始動戦に予定していた富士Ｓを熱発で回避。２走前のＮＨＫマイルＣから約７か月ぶりとなった前走の香港マイルは１３着に敗れた。今回も約６か月の休み明けとなるが、しっかりと立て直され力を発揮できる状態だ。「放牧から帰ってきて、早い段階で安田記念１本と決めました。そこからは順調にこれていると思います」とトレーナーは巻き返しに力を込めた。
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