大相撲5月場所・千秋楽で、糸魚川市の能生中・海洋高校出身の大の里(二所ノ関部屋)は横綱・豊昇龍との取り組みに臨みました。一歩及ばず敗れ、全勝は逃したものの14連勝で優勝し「横綱昇進」へ期待が高まります。 5月場所、大の里は23日に大関・琴桜との取り組みを制し、無傷の13連勝で優勝を決めていました。ふるさと・石川県から相撲留学し、中学・高校を過ごした糸魚川市ではパブリックビューイングが開かれ大歓声が上がりました。 翌日・24日は関脇・大栄翔を破り14連勝。そして迎えた25日・千秋楽。全勝優勝をかけての横綱・豊昇龍との結びの一番。両者気迫がこもった取り組みとなりました。寄り切ろうとした大の里に対し、豊昇龍の上手捻りが一閃。横綱の意地の前に大の里は全勝優勝を逃しました。 しかし、大の里は2場所連続優勝となり横綱昇進の規定を満たしていて、昇進への期待が高まっています。横綱審議委員会で、決定となるか審議されます。
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