なんで「洗車機」使っちゃダメ? 車をキレイにしたいのに断られることも!? スライドドアは要注意! “機械洗車NG”の意外な条件とは?

「洗車機で洗えないクルマ」ってどんなもの?  花粉や黄砂が多い時期はクルマが汚れがちです。洗車の際に「洗車機」は非常に便利ですが、なかには“機械洗車NG”のクルマが存在します。 なぜガソリンスタンドで「洗車機NG」と言われる?(画像:photoAC)  洗車機を使うメリットとして、コストや時間が抑えられるという点があげられます。 【画像】「えぇぇ!」これが「洗車機NG」のクルマです!(28枚)  ガソリンスタンドや洗車場などに設置してあるセルフ式の洗車機は、水洗いで300円程度から、洗剤を使いコーティングなども施すと2000円ほどになることもあります。  手洗いをする場合、洗剤やスポンジ、バケツ、ホースといった道具をそろえるのに意外と費用がかかりますし、洗車に適した道具でないと効率が悪くなるだけでなく、クルマを傷つけたり汚れが落ちなかったりすることも。  クルマを乾かす際も、手洗いであれば自分の手で拭く必要がありますが、洗車機ではある程度水滴を吹き飛ばしてくれるのでスムーズです。  一方でデメリットも存在し、手洗いだと、最初に水をかけて汚れや砂粒などをある程度落とし、泡立てた洗剤がクッションになってクルマに傷がつくのを防げますが、洗車機は水をかけながらブラシで洗浄していくこともあり、砂粒が落ちていないところにブラシが当たるとボディに傷がつく可能性も否定できません。  では、どのようなクルマが洗車機を使えないのでしょうか。  まず挙げられるのが、洗車機に入らない大きさのクルマです。  一般的な洗車機は、長さ5m×幅2.3m×高さ2.3mほどのクルマを対象としており、これ以上大きいクルマは洗車できません。  この条件では、トヨタ「ハイエース」や日産「キャラバン」のスーパーロング仕様など、全長5mを超える車種の場合は、一般的な洗車機を利用できない可能性があります。  大型車用の洗車機もありますが、設置されているところはそれほど多くなく、どこにあるのか調べる必要があります。  また特殊な装備がついているクルマも洗車機で洗えない場合があり、例えば、格納できないアンテナ、フロント先にある取り外せない立体的なエンブレム、大きなエアロパーツなどです。  洗車機はクルマの高さを検知して洗車を行いますが、これらの装備を検知できず、ブラシの力がかかりすぎて破損に繋がったり、逆に想定より高く検知してしまいブラシが当たりにくくなることで洗浄が不十分になることが起こりえます。  さらに高級車を洗車機で洗うのは微妙なところ。絶対にNGではありませんが、高級なのでわずかな傷も気になるのであれば手洗いの方が無難でしょう。  近年は洗車機のブラシが従来のナイロンではなくスポンジなどの柔らかい素材に変わりつつあり、傷がつきにくくなっているのですが、細かい傷が気になるのであれば洗車機を使わない方がいいかもしれません。 ※ ※ ※  洗車機の注意書きを見ると、使用できないクルマの特徴が掲げられています。なかには車種名を指名して利用NGとしていることもあり、事前に確認する必要があります。  例えば、ポルシェやフェラーリ、ロールスロイス、ランボルギーニ、ハマーなどは洗車機の利用を断られるケースがあるようです。  また、過去には都内のガソリンスタンドでホンダのミニバン「オデッセイ」の洗車機利用を断る張り紙が貼られたことがありました。  2020年11月のマイナーチェンジモデルに採用された「ジェスチャーコントロール・パワースライドドア」という機能が洗車機のブラシに反応し、スライドドアが開いてしまうというトラブルが発生。  オデッセイに限らず、電動スライドドアや電動テールゲートはブラシの接触によって開いてしまう可能性が否定できず、電動開閉の機能をオフにするなどの対策が必要となります。

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