24日（土）から25日（日）にかけては、低気圧や前線の影響で広い範囲で雨となり、警報級の大雨となるおそれが出ています。関東でも雨の強まる時間があるとみられ、土砂災害や低い土地の浸水などに注意が必要です。 ■土曜は“非常に激しい雨”のおそれも 23日（金）は全国的に穏やかな天気となりましたが、西からは前線を伴った低気圧が近づいていて、天気はゆっくり下り坂に向かっています。九州の早いところでは23日（金）夜から雨が降り出し、24日（土）朝には中国・四国にも雨の範囲が広がるでしょう。低気圧や前線に向かって非常に湿った空気が流れ込むため、雨雲が発達し、24日（土）日中は九州や四国を中心に、局地的に1時間50ミリ以上の非常に激しい雨が降るところもありそうです。 この活発な雨雲は、その後、25日（日）にかけて東日本や北日本を通過する見込みで、この週末は広い範囲で大雨となるおそれがあります。 気象庁の「早期注意情報(大雨)」によると、24日（土）朝〜夜遅くにかけて、長崎・鹿児島・宮崎で大雨の警報級が「高」となっているほか、九州〜紀伊半島の広範囲で「中」の情報が出されています。 さらにその後、25日（日）には警報級の大雨の可能性が東日本にも拡大しています。 ■関東は25日（日）午前が雨のピークか 関東では、24日（土）夕方以降に雨が降り出す予想で、25日（日）朝には広い範囲で本降りの雨となりそうです。関東では、午前中が雨のピークになるとみられ、沿岸部を中心に雷を伴って雨の降り方が強まる可能性があります。ただ、この発達した雨雲が通過した後は天気は回復に向かう見込みで、25日の午後はお出かけも楽しめそうです。
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