今年3月に卒業した大学生の就職率は98％で、統計を開始して以降過去2番目の高さとなりました。 厚生労働省と文部科学省によりますと、今年3月に卒業した就職を希望する大学生の就職率は、先月1日時点で98％でした。過去最高となった前の年より0.1ポイント低下したものの、1997年に統計を始めてから2番目の高さとなっています。 また2年連続で98％以上となるのは初めてです。 また、短期大学は97％、高等専門学校は99.6％で、前の年より微減しましたが、高い水準を維持しています。 一方、専修学校は、1.7ポイント上昇して99.2％と過去最高となりました。 厚生労働省などは、結果全体について「売り手市場が続き、非常に高い就職率の水準を維持している。コロナウイルスが関係した就職活動のしづらさ、企業の採用控えなどによる就職率低下の影響は、なくなったと考えられる」と分析しています。
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