【大井記念】ライトウォーリア逃げ切り 昨年のNAR年度代表馬が復活 クアトロは日本での重賞初勝利

 「第70回大井記念」が21日、大井競馬場で行われ、3番人気のライトウォーリアが逃げ切った。手綱を取ったライアン・クアトロ(33=フランス)は日本での重賞初勝利。同馬と2着キングストンボーイには「第48回帝王賞」(Jpn1、7月2日、大井)への優先出走権が与えられた。  昨年のNARグランプリ年度代表馬も今年に入っての2戦は報知オールスターC2着、連覇を狙った川崎記念も出遅れて8着と不完全燃焼のレースが続いていた。それだけに「ホッとしている」としみじみ言葉を振り絞りながら見せた内田師の笑顔が印象的だった。  好スタートを切ると馬なりでハナへ。向正面では後続に1馬身半の差をつけてマイペースに持ち込んだ。3コーナーで外からキングストンボーイが一気に捲ってきて直線を向いたところでは内外離れて2頭の叩き合い。キングが右ステッキでかわしにかかるとライトは左ステッキで応戦。最後はこん身の粘りで3/4馬身、振り切った。  「重賞を獲りたいと何回もトライしてやっと獲れた。凄くうれしい」とクアトロ。次走は「状態を見ながら、オーナーと相談して決める」(内田師)こととなったが完全復活した8歳馬の奮闘はまだまだ続きそうだ。  ◇ライトウォーリア 父マジェスティックウォリアー 母スペクトロライト(母の父ディープインパクト) 牡8歳 川崎・内田勝義厩舎 馬主・キャロットファーム 生産者・北海道安平町のノーザンファーム 戦績36戦10勝(南関東15戦5勝) 総獲得賞金3億2359万9000円。

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