【モデルプレス=2025/05/19】二宮和也が主演を務め、小松菜奈が共演する映画『8番出口』(英題:『Exit 8』/8月29日公開)が、5月13日から開幕中の「第78回カンヌ国際映画祭」オフィシャルセレクション【ミッドナイト・スクリーニング部門】に正式招待。二宮、小松らがカンヌのレッドカーペットと公式上映に参加した。 【写真】小松菜奈、美背中大胆披露のシースルードレス姿 ◆二宮和也&小松菜奈、カンヌのレッドカーペットデビュー 「ミッドナイト・スクリーニング」部門は、映画祭期間中、深夜に特別上映される映画枠であり、アクション・スリラー・ホラー・ドキュメンタリーなどジャンルを問わず、大胆で独創的で、常識を覆す作品が選出される映画祭の公式セレクションの1つ。これまでに、世界的大ヒットを記録した『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2017)や第97回アカデミー賞国際長編映画賞の香港代表に選出された『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』(2024)など、注目作品を輩出してきた。 そんな「ミッドナイト・スクリーニング」部門での公式上映が、現地時間5月19日深夜0時30分に映画祭のメイン劇場である「Grand Theatre Lumiere(グランドシアター・リュミエール)」にて行われた。本作はこの公式上映にて、世界初のお披露目となる。上映前には、本作が初のカンヌ国際映画祭参加となる二宮と小松、そして2023年の『怪物』以来の2年ぶり、監督としては初のカンヌ参加となる川村元気監督、さらに脚本家の平瀬謙太朗が、映画祭メイン会場の前に敷かれた、深夜の暗闇の中で強烈な存在感を放つレッドカーペットに登場。二宮はタキシード、小松は大胆なシースルーの黒のロングドレスに身を包み、川村監督やスタッフと共に笑顔で手を振りながら歩いた。多くのカメラマンからフラッシュと歓声を浴び続け、鮮烈なカンヌのレッドカーペットデビューを飾った。 いよいよ始まる公式上映を前に、二宮は「『8番出口』に携わる方々の喜ぶ姿が見られたのは嬉しかったです。作品を通して考えたことや、演じる上で、台本に書いてあることを立体化することに時間がかかったり、色々なことがありましたが、周りの皆さんの顔を見ていると頑張ってよかったなと思います。とにかく今夜はお祭り騒ぎしたいですね!評判が直にくると思うので、厳しい現実が待っているかもしれませんが、それも含めてみんなでどきどき・そわそわできるのはここでしか味わえない体験だなと思います」、小松は「先ほど、ホテルでもいまから映画を観に行きそうな方たちをたくさん見かけて、盛り上がっている雰囲気を肌で感じています。映画『8番出口』がカンヌでスタートを切れる喜びと、この時間を思う存分に楽しみたいという気持ちでいっぱいです」とコメントし、場内へと足を運んだ。 ◆「8番出口」深夜上映で2,300人総立ちのスタオベ 男女問わず幅広い層の映画ファンが本作の上映を待ち望んでおり、熱気に包まれた会場内。全2,300席のチケットは完売し、深夜にも関わらず満員。そんな中、二宮や小松、川村監督が入場すると、観客は立ち上がり、拍手で出迎えた。 本編が終了し、エンドロールが流れ始めると、場内がまだ暗いのにも関わらず、会場からは再び拍手が。そして、音楽が完全に鳴り止んだ瞬間、2,300人総立ちの拍手と大歓声のスタンディングオベーションが巻き起こった。その分数、奇しくも8分間。会場の全員が1つになったような驚きの光景に、二宮は笑顔で端から端の観客に手を大きく振り続け、小松は瞳を潤ませながら、川村監督は「Merci beaucoup!(ありがとう!)」と、全身全霊で応えていた。 公式上映を無事に終えた面々は「よかったね〜!」と満面の笑顔で拍手。二宮は「カンヌの皆さんに温かく受け入れてもらえて良かったです。海外で映画を観るのは初めてなので貴重な経験ができましたし、何よりいい思い出になりました」、小松は「上映前から拍手で盛り上げてくれた観客の皆さんと、最初から最後まで同じ空間で一緒に映画が観られたことはとても意味のあることですし、真剣に作品に向き合ってきて良かったなという報われた気持ちと、そんな作品に携わったみなさんと一緒に過ごせて胸が熱くなりました」と感動の様子。そして、川村監督は「上映終了後の拍手がたまらなかったです。このために映画作っているのだなあ、という気持ちになりました」と、コメントを寄せた。 ◆二宮和也主演「8番出口」 本作は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATE氏が制作したゲーム『8番出口』を実写映画化。無限にループする地下通路を舞台に、プレイヤーが次々と現れる不可解な異変を見つけ“8番出口”を目指す姿を描く。(modelpress編集部) 【Not Sponsored 記事】