アナキン、胸が張り裂けそう……。『スター・ウォーズ』パドメ・アミダラ役を演じたナタリー・ポートマンがシリーズ復帰に明るい気持ちでいるようだ。それも、「パドメはジェダイになるべき」だという。 ナブーの女王パドメはジェダイのアナキン・スカイウォーカーと禁断の恋に落ち、子も身籠るのだが、愛するアナキンがダークサイドに転落したと知って絶望。人が変わってしまったアナキンからフォースチョーキングまで受けるも生き延び、双子のルークとレイアを出産した直後に失意によって命を奪われてしまう。 彼女の悲劇的な結末が描かれた『エピソード3／シスの復讐』（2005）が公開20周年を迎え、各地で再上映イベントなどが行われている。イベント「The One Show」に登壇したポートマンは、『シスの復讐』20周年の話題にちなんで「もし復活できるとしたら、どんな形で復活して欲しいですか？」との質問に「ライトセーバーを持って」と回答。「彼女はジェダイになるべきだと思います。どうにかして死から蘇ることができればね。そうなれば楽しそうです」。 死んだと思っていたキャラクターが復活するというのは『スター・ウォーズ』である種のお約束だが、それはジェダイやシスに限ったものだ。劇中でパドメの死は明確に描かれているので、残念ながら復活の可能性はほとんど考えられないだろう。 なおポートマンは、パドメ役再演についてはかねてより寛大な姿勢で、以前もオファーさえあれば「復帰にはオープンですよ」と。アナキン・スカイウォーカー役のヘイデン・クリステンセンがドラマ「アソーカ」で再演を続けているように、ポートマンのパドメにも新たな機会があると嬉しい。 ちなみに、退場したと思われていたヒロインが武器と共に帰ってくる展開といえば、ポートマンは『ソー：ラブ＆サンダー』（2023）で経験済みだ。ポートマンは一時期マーベル映画から距離を置いていたのだが、この映画では“マイティ・ソー”としてムジョルニアを手に戦った。 Source: