『ジョン・ウィック』当初死ぬのは3人だけだった ─ その後、77人が死ぬ映画に変身

キアヌ・リーブス主演、いまや人気シリーズとなった『ジョン・ウィック』は当初まったく異なるコンセプトだったという。 シリーズ監督のチャド・スタエルスキは、米の取材にて、『ジョン・ウィック』(2014)の初期脚本について「最初は“軽蔑(Scorn)”というタイトルでした。ジョン・ウィックは2人、あるいは3人くらいしか殺していなかったと思う」と明かした。 もともとキアヌと『マトリックス』シリーズなどで仕事をともにしていたスタエルスキは、のちにプロデューサーを務めるバジル・イワニクらと会ったあと、いきなりキアヌからの電話を受けたことから企画に携わったという。「もう数ヶ月も話していなかったんですが、“この脚本を読んでほしい。アクションに調整が必要だと思うんだけど”と言われて」と振り返った。 「(当時の脚本は)すごく落ち着いた、冷戦モノのような内容でした。僕が言ったのは、“素晴らしい脚本だけど、僕たちが必要な作品じゃないと思う”ということ。手伝うのは問題ないけれど、必要ないんじゃないかと。チーム全体が関わって、数百万ドルを費やすような映画ではなかったからです。」 このエピソードは以前にもいたもので、死者のうち「2人は交通事故」だったという(すなわち、ジョン・ウィックは直接殺してさえいなかったのかもしれない)。完成した映画の死亡者数は77名で、シリーズを追うごとに犠牲者が増え、“キルカウント”が恒例となったが、当初はまったく別のコンセプトだったのだ。 のちにつながる『ジョン・ウィック』のコンセプトが固まったきっかけは、キアヌがスタエルスキに「もしも君が撮るなら?」と提案したこと。当時、スタエルスキが勘違いして「この映画に大規模なセカンド・ユニットは必要ないよ、車1台でいい」と答えたところ、キアヌは「いや、違う、君が監督するならってこと」と訂正し、これをきっかけに企画が動き出したのだという。 Source:

もっと
Recommendations

永野芽郁主演映画の原作者・東村アキコ氏「文春」報道への本音吐露「苦しかった」「私たちが神経注いで作ったものを…」

【モデルプレス=2025/05/19】漫画家・東村アキコ氏が5月18日、ABEMA…

小栗旬らが挑んだ感染パニック映画のリアルに迫る現場

豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」での新型コロナウイルスの集…

団塚唯我監督『見はらし世代』黒崎煌代&木竜麻生が“異例”のレッドカーペットに登場

フランスで開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」(現地時間5月13日〜…

『あんぱん』レジェンド声優・中尾隆聖出演 ネット歓喜「ばいきんまんの中の人!」「フリーザ様キタ」

今田美桜が主演する連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合/毎週月曜…

みちょぱ、“ワイプ芸”へのこだわり 「腹が立つ」タレントの仕草も告白

稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人による番組『ななにー 地下ABEMA…

永野芽郁、大河ドラマ『豊臣兄弟!』出演辞退 NHKが「申し出を受け入れる」と発表

俳優の永野芽郁が、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』(NHK総合ほか…

二宮和也&小松菜奈、カンヌに初上陸!『8番出口』公式上映へ期待高まる街歩きレポート

俳優の二宮和也と小松菜奈が出演する映画『8番出口』(英題:Exit …

「8番出口」二宮和也&小松菜奈、カンヌ到着 景色堪能&記念撮影も「なかなか来られない場所」

カンヌ国際映画祭のミッドナイト・スクリーニング部門に正式招待された

吉沢亮&横浜流星、カンヌで涙「国宝」公式上映で6分間スタオベ続く熱狂ぶり

【モデルプレス=2025/05/19】俳優の吉沢亮が主演を務め、横浜流星が…

63年前の今日、マリリン×ケネディ大統領の伝説の名場面誕生! 『マリリン・モンロー 私の愛しかた』本編映像

ドキュメンタリー映画『マリリン・モンロー私の愛しかた』より、…

loading...