京都新聞杯２着で賞金を加算し、ダービー（６月１日・東京）への出走を表明していたエムズ（牡３歳、栗東・池江）は、戸崎圭との新コンビで挑むことが１７日、分かった。管理する池江師が京都競馬場で発表した。 ドゥラメンテ産駒のラストクロップにあたる同馬は、母がアルゼンチンのＧ１を２勝したライフフォーセールで、半姉に阪神ＪＦ覇者ダノンファンタジーを持つ良血馬。１２月の中京でデビューし、新馬戦−大寒桜賞と左回りで連勝。３戦目となった前走の京都新聞杯で２着に入り、ダービー出走が可能な賞金を獲得していた。 池江師は「戸崎騎手で行きます。（間隔も詰まっているので）追い切りに乗ってもらう予定もありません」と話した。戸崎圭は現在全国リーディングトップで、ダービーでは過去に１８年エポカドーロ、１９年ダノンキングリー、２４年ジャスティンミラノと３度の２着があり、新たなパートナーとともに悲願達成を狙う。
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