１５日午後、糸魚川市で国際電話番号による不審電話がありました。警察は、国際電話番号による特殊詐欺被害が急増しているとして、＋（プラス）から始まる電話番号に注意するよう呼び掛けています。 不審電話があったのは糸魚川市に住む５０代男性です。 警察によりますと15日午後、糸魚川市内に住む５０代男性のスマートフォンに、＋（プラス）１から始まる電話番号で、調査会社を名乗る男の声で、「あなたの携帯電話から迷惑メールが送信されていることが判明した。あなたの携帯電話は使えなくなります。あなたの住所や生年月日を教えてください」という個人情報を聞き出す電話がありました。 男性は個人情報を教えた後に不安になり、電話の相手に「糸魚川警察に電話してよいか」と確認したところ、「この件は目黒警察署が担当です」と言われたことから、不審に思い、電話を切って警察に相談したということです。 男性は個人情報を聞かれましたが、金銭的な被害などはなかったということです。 ＋１や＋４４などから始まる国際電話番号による特殊詐欺被害が増えているとして、このような表示の電話には出ない、かけ直さない、また個人情報を聞かれても絶対に伝えないよう呼び掛けています。 国外との通話が不要な人は、発信・着信を無償で休止できるとして警察は、国際電話不取扱受付センターに連絡し手続きしてほしいとしています。 【国際電話不取扱受付センター】 電話：０１２０－２１０－３６４ 上記番号のほかオンライン手続きや、書面による手続きが可能ということです。書面で手続きする場合は最寄りの警察署で相談できるということです。
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