15日、東京は3日連続の夏日に。各地で今年一番の暑さとなり、東北では真夏日を記録しました。本格的な暑さが迫る中、欠かせないのが“冷却グッズ”ですが、使用には注意が必要です。 千葉県にある、うなぎの名店。お昼時には、およそ50組待ちになるなど、店内はうなぎを求めてやってきた人たちで満席状態に。 30代 「やっぱり暑くなると食べて元気出したいなって」 30代 「夏は暑くなったり疲れてるなって、うなぎ食べに行きたい」 夏日となった成田市。うなぎを焼く職人にとっても熱中症対策は欠かせません。 職人たちの前に置かれていたのはクーラー。 川豊本店・糸川雅人調理長 「今年は例年より暑いので早めの対策として、暑さ対策として（クーラーを）つけている。何もやらないと本当に熱中症。倒れそうになる」 15日は全国的に対策が必要になる気温に。全国500を超える地点で夏日となり、東北では、今年初の真夏日となったところも。3日連続で夏日となった東京・浅草では—— 記者 「まるで夏です。夏のような服装」 夏本番のような光景が…。 「きょう久々にこの気温、暑い。こんなに暑くなると思わなかった」 そんなときにほしくなるのが—— 「扇風機」 こちらの大学生も—— 大学生（20代） 「（夏場は）結構使います。（Q．外出るとき？）絶対必需品です」 大阪から来たこちらの女性たちにいたっては—— 大阪から 「日焼け止めと日傘と扇風機」 “夏の必需品”をフル装備。 大阪から 「涼しいです」 いよいよ冷却グッズも本格始動。 記者 「首を冷やすリングや小型の扇風機などが売られています」 ただ久しぶりに使うからこそ注意が必要です。 例えば、携帯用扇風機。「NITE」によりますと、地面に落とすなどし強い衝撃を加えると…内部のバッテリーが破裂するおそれが。 さらに冷凍庫などで凍らせるタイプの冷却グッズ。去年使っていたものを今年も使う人は、使い始めが肝心です。 先月、SNSに上がった投稿。テーブルクロスのビニールが丸く溶けてしまっています。その原因とみられるのが…。 SNSを投稿した宮島絵里香さん 「首かけクーラーの表面がぬるぬるしていた。“液漏れ”をしているんだなって」 冷却グッズからの“液漏れ”。化学製品の事故や苦情を受ける「化学製品PL相談センター」によりますと、使用状況や保管状態によっては表面が傷つくなどして“液漏れ”する可能性があるのです。 漏れた液が皮膚につくなどした場合は、かぶれなどの炎症を起こすおそれがあるためすぐに洗い流すことが大切です。 使用する前に一度確認することが重要だということです。