海のレジャーシーズンを前に、第九管区海上保安本部の海難救助のスペシャリストたちが新潟につどい、合同訓練を行いました。 合同訓練に参加したのは、新潟航空基地の機動救難士と富山・石川の海上保安部に所属する潜水士、計17人です。参加者は、20キロのおもりを水中から持ち上げる訓練や、船と岸壁を結ぶ「ホーサー」という太いロープを渡る訓練など10種目を2周繰り返しました。 第九管区海上保安本部によりますと、昨年県内で海の事故は26件発生し、7人が死亡しています。 〈新潟航空基地 機動救難士 坂井郁海さん〉 「万が一ちょっと危ない目にあってしまったりおぼれてる人を見つけてたり、そういうときには自分たちが行って必ず家に帰したいという思いで今こうやって訓練させてもらっているので皆さん安全に海を楽しんでもらいたい」 〈第九管区海上保安本部 中條智 救難課長〉 「救助技術の向上と連携の強化を図ることができました。海難が発生した際には安全・迅速に救助できるよう引き続き訓練に励んでまいります」 第九管区海上保安本部は海難事故が発生した際は118番まで通報するよう呼びかけています。
もっと
