アメリカ軍・横田基地から、人体への影響が指摘されている化学物質「PFAS」を含む汚染水が流出した可能性がある問題で、14日、国や東京都が2度目の立ち入り調査を行いました。 横田基地では去年8月の豪雨の際、消火訓練エリアから「PFAS」を含む汚染水、約5万リットルが基地の外に流れ出た可能性が高いと、アメリカ側が明らかにしていました。 防衛省や環境省、東京都などは、去年12月に続いて横田基地に2度目の調査に入り、現在、基地の貯水池や消火訓練施設に残っている150万リットルあまりの汚染水について、アメリカ側から、活性炭で10日ほどかけて浄化すると説明を受けました。 浄化した水について、アメリカ側は、PFASの一部の濃度が、健康に影響ないとされる1リットルあたり50ナノグラムを下回れば、基地の外に放出するとしています。 調査では浄化した水のサンプルを採取していて、今後、防衛省と東京都で、水質の分析が行われます。
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