大谷も圧倒するジャッジの「255」 ボンズ“最高のシーズン”と同等…異次元の6冠

ジャッジが打撃3部門でリーグトップ  ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が13日(日本時間14日)、敵地でのマリナーズ戦に「2番・右翼」で出場する。試合前の時点で打率.414、14本塁打、40打点で打撃3部門でリーグトップの成績を残している。米メディアが改めて、桁違いの数値に注目している。  米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のクリス・カーシュナー記者が12日(同13日)に「ヤンキースのシーズン最初の40試合を象徴する6つの数字」のタイトルで記事を掲載。「シーズン40試合を消化したので、ここまでのヤンキースを象徴するいくつかのスタッツを振り返るにはちょうどいいタイミングだろう」と言及した。  記事では打席あたりの得点創出の多さを平均的な打者を100とした場合のパーセンテージで評価する指標「wRC+」に注目。バリー・ボンズは、wRC+で、MLB史上最高のシーズンを記録した選手で、2002年にwRC+「244」を達成。この当時は打率.370、出塁率.582、長打率.799、本塁打46、打点110、四球198という数字だった。  一方でジャッジは40試合を消化した時点で 打率.409、出塁率.494、長打率.779で本塁打はMLBトップの14本を記録している。そして「wRC+254は、ジャッジが2025年のMLBの平均的な打者よりも154%も優れていることを意味する。彼は他のすべての選手とは別次元で戦っているかのようだ」と伝えている。また野球専門の米データサイト「ファングラフス」のwRC+によるとジャッジはMLBで唯一となる200越えの255、大谷は3位の187に位置している。  記事では「現時点で言えることは、彼のプレーを見られることを当たり前だと思ってはいけないということだ。今の野球では打撃は非常に難しくなっている。それなのに、ジャッジは、まるでビデオゲームの一番簡単なモードで常にプレーしているかのようだ」とジャッジの異次元ぶりに驚愕。今季はどこまで数値を伸ばしていくのか、注目度は増すばかりだ。(Full-Count編集部)

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