佐々木朗希は右腕の痛み ロバーツ監督「現在精査中だ」 16日先発回避の可能性も

前回登板は4回5失点…直球で空振り奪えず ■ドジャース ー アスレチックス(日本時間14日・ロサンゼルス)  ドジャースの佐々木朗希投手が13日(日本時間14日)、右腕の痛みを訴えていることが分かった。この日のアスレチックス戦前に取材に対応したデーブ・ロバーツ監督が明かした。今季からチームに加入し、ここまでいずれも先発で8試合に登板し1勝1敗で防御率4.72だった。予定されている15日(同16日)のアスレチックス戦先発に暗雲が立ちこめた。この日からJP・ファイアライゼン投手がチームに合流している。  前回の9日(同10日)のダイヤモンドバックス戦では4回5安打、5失点で降板。160キロに迫るボールが武器の佐々木だが、この日の平均球速は94.8マイル(約152.6キロ)で三振を一つもとっていないどころか、直球で1度も空振りを奪うことはできなかった。この試合からはノースローで調整していた。  デーブ・ロバーツ監督は佐々木について「気持ちの面は大丈夫だ。でも、身体的には(登板)後に少し痛みをかかえていた。現在私たちは(状況を)精査中だ」とコメントした。「何人か今日(の状態を)見てから判断したい選手がいるから、後ほど動きがあるかもしれない。JP(ファイアライゼン)が穴を埋める可能性がある」と言及した。状態を見たい選手は佐々木か問われると「うーん。今発言するのは控える」と言葉を濁した。  佐々木の次回登板予定について、15日(同16日)で変更がないか問われると「現時点ではイエスだ」としながらも、続けて先延ばしにする可能性について問われると「現時点ではイエスだ」とやや強めの口調だった。  ロバーツ監督は前回翌日に佐々木について「チームとして(制球難を解決できるよう)取り組む。ロウキもそのことを理解している。まだ1年目のシーズンだからリーグや環境に慣れている段階。猶予を与えないといけない」と説明。米出張からはマイナー降格の可能性を問われると「全く考えていない」と否定していた。  ドジャースはタイラー・グラスノー投手やブレイク・スネル投手、テオスカー・ヘルナンデス外野手ら主力が次々にIL入りしている。(Full-Count編集部)

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