約240万円!? 日産「新型“後輪駆動”セダン」登場! 全長5m級&250馬力超えの「美麗クーペボディ」のスゴさとは? 新型「N7」 中国で発売へ

日産「新型セダン」実際どうなのか  東風日産は2025年4月27日、広州で開催されたイベントにおいて、新型EVセダン「N7」の市販モデルを正式発表し、同日より販売を開始しました。 日産「新型セダン」N7  N7は同社のEV専用「天演」アーキテクチャの第1弾として開発された戦略モデルで、“超快適中型純電セダン”として中国の主流家庭ユーザーをターゲットとしています。 【画像】超カッコイイ! これが日産の「新型高級セダン」です!(21枚)  N7はMax、Pro、Airの3グレードに分かれ、航続距離別に510km仕様と625km仕様が用意されています(いずれもCLTC基準)。  最上級の625 Max(14.99万元)は、高度な先進運転支援システム、最適な乗車姿勢を自動調整してくれる「AIクラウドクッションシート」(いずれも詳細は後述)、全域型車酔い防止技術などを標準装備。510 Air(11.99万元)は装備を絞ることで価格を抑えながらも、車酔い防止技術などのコア機能は維持されています。  エクステリアデザインは、日産グローバルのデザイン哲学を踏襲しながらも中国現地チームが主導。ゴールデンプロポーション(0.618)と3倍ホイールベース比を採用したボディライン、継ぎ目の少ない一体成型構造により、エレガントで純粋な印象を持たせています。  カラー展開は自然から着想を得た6色で、10年褪色保証を備えた高耐久塗装が施されています。  インテリアは「家庭のやさしさ」がテーマ。森緑×雪白や雅灰といった落ち着いたトーンが用意され、256色対応のイルミネーション、99.9%紫外線遮断の大型天幕ルーフ、柔らかな素材感を持つダッシュなどが、家庭的で上質な空間を演出します。  ボディサイズは全長4930mm×全幅1895mm×全高1487mm、ホイールベースは2915mmで、車内有効空間比(得房率)は83%と同クラス最高水準を誇ります。  特筆すべきは装備の充実ぶりです。先述のAIクラウドクッションシートは49個のセンサーと19のエアバッグを使い、座る人の姿勢に応じて最適なサポートを提供。ベンチレーション、ヒーター、12点マッサージ、アクティブサイドサポート機能も装備されています。  さらに、88.3%の画面占有率を誇る15.6インチの高輝度2.5K中控スクリーン、最大910Wの10スピーカー+サブウーファー構成の高音質オーディオ、頭部スピーカーや電動ポップアップ式ツイーターなど、プレミアムな装備が惜しみなく盛り込まれています。  ドライブ体験も先進的です。最大635kmの航続距離に加え、3C急速充電では17分で400km分の充電が可能。最大6.6kWのV2L給電機能を備え、キャンプや災害時の電源供給にも対応します。  先進運転支援では、Momentaと共同開発した「一段式端到端コンビネーションADAS」を搭載。都市部・高速道路ともに滑らかな操舵と高精度な予測判断を可能とし、NOA(ナビゲーション付きオートパイロット)や記憶型自動駐車アシスト機能なども用意されています。  車載OSには高性能なSnapdragon 8295Pチップを搭載し、NISSAN OSをベースに開発された「スーパー車載システム」は、リアルタイムの電力計画ナビ、KARAOKEモード、車内向けゲームや動画アプリなど、家族全員のニーズに対応する統合プラットフォームとして機能。AI音声アシスタント「小尼」は、DeepSeek-R1などの大規模言語モデルを活用し、より自然で賢い会話体験を提供します。  安全性においても、7400以上の開発実験、5500項目の品質検証、2000以上の量産工程チェックが実施された高品質基準で製造されており、超安全電池構造とともに、2026年以降の新基準にも先行適合しています。このほか、16の先進安全機能、4針刺ノーサーマルランバッテリー、強固なボディ構造で“安心して使えるEV”を体現しています。  販売は中国市場が中心となりますが、今後の反響次第ではグローバル展開への布石になる可能性もあります。東風日産はN7を「20万元以下で得られる最大級の快適性と安全性を持つEV」として位置づけており、今後のEV市場をけん引する存在となることが期待されています。  価格は11.99万元から14.99万元(約236万〜295万円)。すでに累計注文数は1万台を突破しています。

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