皇室360万円窃盗犯が「小室化」したら…宮内庁が恐れる「ヤバい二次被害」

「天皇の財布」から現金が盗まれた 5月1日、天皇ご一家の生活費である「内廷費」から計360万円を盗んだとして、宮内庁は20代の職員を懲戒免職とした。窃盗犯はご一家を支える侍従職、いわば側近だ。 「突然の葬儀などに備えて、皇室でも常に手元に現金を用意しているそうです。それが2023年から年度をまたいで何度も盗まれていたなんて、想像を絶する一大事です」(皇室担当記者) 「天皇の財布」から現金を盗んだという前代未聞の事件の犯人は、25歳の男性職員。天皇の衣服の支度など、身の回りの世話を担当する「内舎人」の職にあったと判明しているものの、宮内庁は「懲戒処分の公表指針」を盾にして、公式には氏名や性別すら明らかにしていない。 宮内庁が恐れている二次被害 「宮内庁が何よりも恐れているのは、懲戒免職になった職員が「小室佳代化」すること。2月に自伝エッセイを出した小室圭さんの母・佳代さんのように、天皇家の「暴露本」を出されたらたまりません。 だからなるべくマスコミが接触できないよう、情報を明かさないのでしょう。このまま書類送検されて不起訴処分で終われば、公式には発表せずに済みます」(同前) 暴露本でなくとも、本人がカネ目当てにYouTubeなどで皇室の内情を話す可能性は十分に考えられる。そういった事態を見越して、宮内庁はすでに手を打っているのではないか。 「おそらく懲戒免職後の行き先についても、すでに決まっているのではないでしょうか。そもそも犯人の特定から処分まで、約2ヵ月ものタイムラグがある。先の処遇が決まったからこそ、このタイミングで公表したとも考えられます」(同前) なぜ2ヵ月ものラグが生じたのか。週刊現代の問い合わせに対して、宮内庁は「関係者からヒアリングを行って事実関係を確認し、処分量定を検討したうえで処分の準備が整えたため、この時期になった」と回答した。 時代が違えば、歴史の教科書に名前が載ってもおかしくないのだが。 「週刊現代」2025年5月26日号より 愛子さまと悠仁さま、「高校の卒業式」を見比べてわかった「決定的な違い」

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