5月10日、高知競馬場で行われた3R・春野特別（4歳上・ダ1400m）は、井上瑛太騎乗の5番人気、サンライズグリット（牡7・高知・宮川浩一）が快勝した。3馬身差の2着にロッキーサンダー（牡8・高知・田中守）、3着に2番人気のエスポワールガイ（牡6・高知・雑賀正光）が入った。勝ちタイムは1:28.0（不良）。 　1番人気で岡遼太郎騎乗、メイショウウズマサ（牡9・高知・中西達也）は、11着敗退。 　レース序盤、ダノンジャスティスとメイショウウズマサが並んで先行、全体は縦長でサンライズグリットは中団後方で進行。ダノンジャスティスとメイショウウズマサが向こう正面で先頭争いを繰り広げる中仕掛けたのはサンライズグリット、3コーナーで先団をひとまくりすると、後続との差を広げつつ最終コーナーを通過。直線でもサンライズグリットの脚色は衰えず、後続を振り切っての快勝となった。後方から追い上げたロッキーサンダーが3馬身差2着に入った。 【高知・黒潮皐月賞】ジュゲムーンが5馬身差の完勝！高知クラシック三冠へ第一歩 「思ったよりも脚を使った」 1着　サンライズグリット 井上瑛太騎手 「サンライズグリットはレース前も落ち着いていて状態が良かったです。向こう正面から脚を使ったのですが、直線では思ったよりも脚を使ってくれていて止まらなかったです。長く良い脚を使えるのがこの馬の強さだと思います」 サンライズグリット　39戦9勝 （牡7・高知・宮川浩一） 父：ダイワメジャー 母：テーオールネサンス 母父：クロフネ 馬主：楊明翰 生産者：ヤナガワ牧場 【全着順】 1着　サンライズグリット 2着　ロッキーサンダー 3着　エスポワールガイ 4着　カツベンケイ 5着　サザンステート 6着　ティアップエックス 7着　ロイズピーク 8着　ダノンジャスティス 9着　ナムラボス 10着　フリーウィーリング 11着　メイショウウズマサ