トヨタの「“現代版”ハイラックスサーフ」!? 全長4.8m級ボディ×「3列・7人乗り」でちょうどイイ! 精悍タフデザインもカッコいい東南アジアモデル「フォーチュナー」日本導入の可能性は?

往年の人気モデル「ハイラックスサーフ」直系の“子孫”!?  トヨタが東南アジアなどの新興国で展開している3列シートSUVの「フォーチュナー」がかっこいいと話題です。  本格四輪駆動車「ランドクルーザー(ランクル)」シリーズが入手困難となっているいま、このフォーチュナーを日本に導入することはできないものでしょうか。 タフなイメージもある一方で「ハリアー」のような都会的な雰囲気も! トヨタ「フォーチュナー」とは 【画像】超カッコいい! これがトヨタの「“現代版”ハイラックスサーフ」!? 画像で見る(30枚以上)  フォーチュナーは、同社の「ハイラックス」と主要コンポーネンツを共有するラダーフレーム車です。  ボディサイズは全長4795mm×全幅1855mm×全高1835mmと、見上げるほどの立派な体躯。全体的には、すでに廃版となった150系「ランドクルーザープラド」に近いイメージです。  現行モデルは2015年に登場した2代目ですが、2023年にはフェイスリフトや完全装備が拡充された改良が施されたほか、2024年にもマイナーチェンジが実施されるなど、商品力が維持されています。  エクステリアは、シャープなヘッドライトやフロントグリルのデザインが印象的です。  筆者(自動車ジャーナリスト 吉川賢一)もタイ「バンコク国際モーターショー2025」で実車をチェックしてみましたが、高い車高の本格SUVでありながら、フロントマスクには「ハリアー」のような都会派SUVの雰囲気もありました。  サイドビューは、ウィンドウラインの下側に沿ってボディサイドからリアガラスまでひと繋ぎで施されたシルバー加飾によって高級感があり、リアスタイルも、左右独立した大型テールランプによって、ラグジュアリーSUVのような雰囲気があります。  リアドアでキックアップするアクセントも特徴的。「ハリアーの皮をかぶった本格ラダーフレーム高級SUV」というのがぴったりかもしれません。  インテリアは、4.2インチデジタルメーターや9インチセンターディスプレイが備わっているものの、現代の大型ディスプレイと比べると若干控えめなサイズで、世代の古さが感じられます。  ただインパネやドアトリムには、ステッチ入りのソフトパッドが使われているなど、落ち着いた高級感に溢れており、また物理スイッチ多めのつくりからは、道具としての使い勝手のよさが十分に伝わってきます。  グレード構成は、エントリーグレードの「LEADER」と上級仕様「LEGENDER」、スポーティモデルの「GR スポーツ」の3種類。  タイにおける価格は、LEADERが140万バーツ(約611万円)から、LEGENDERが164万3000バーツ(約717万円)から、GRスポーツが196万9000バーツ(約860万円)となっています。  エンジンは、グレードごとに3種類のバリエーションがあり、LEADERは最高出力110kW(150PS)、最大トルク400Nmの2.4リッター直列4気筒ディーゼルターボで、LEGENDER は150kW(204PS)、最大トルク500Nmの2.8リッター直列4気筒ディーゼルターボ。  GRスポーツは165kW(224PS)、550Nmまでチューンした2.8リッターディーゼルターボが搭載されています。 ※ ※ ※  タイの街中では、ピックアップトラックやそのSUV仕様のクルマが非常に多く走っており、このフォーチュナーもよく見かけました。  ランドクルーザープラドの実質後継である「ランドクルーザー250」が、フラッグシップモデル「ランドクルーザー300」級に大きな全長4.9m級のボディサイズとなってしまっただけに、日本にももうちょっと使いやすいサイズの3列シートSUVが欲しいところです。  タイは日本同様に右ハンドルの国ですから、このまま日本に投入することもできるはず。  ぜひともフォーチュナーの日本導入を期待したいです。

もっと
Recommendations

ホンダ最新「シビックLX」がスゴイ! 最上級より「95万円以上オトク」なシンプル仕様とは? “VTECターボ”&安全装備も充実の「最安モデル」に注目!

ホンダ「シビック」の最安モデルとは?ホンダ「シビック」は、スポ…

日産「新型“カクカク”モデル」初公開! 史上初の“400馬力越え”「パワトレ」採用! 旧車デザイン&赤い「NISSAN」エンブレム採用の「フロンティア プロ」中国に登場

中国市場向けの新エネルギー車のうちの1台として、2025年末の市販化を予定

日産の最新「“流麗”SUV」がスゴい! 4.9mの精悍ボディにド迫力の「エルグランド顔」採用! “唯一無二”のエンジンも搭載の4代目「ムラーノ」“日本復活”の可能性は?

大型化したデザインがカッコいい! 最新「ムラーノ」は日本に来るのか…

レクサス斬新「4人乗りセダン」がすごい 4.7m級のクーペ風ボディ

レクサスが世界初公開したコンセプトカー「LF-ZC」

トヨタ新型「カローラクロス」まもなく登場? 海外では続々刷新! 日本で人気なのナゼ? 218万円からで “ちょうどいい”「カローラのSUV」とは

「カローラ」初のSUVが人気! なぜ?日本自動車販売協会連合会(自…

ひまわりからインスパイアを受けてデザインされた、ハリー・ウィンストンの「サンフラワー・コレクション」に新作が登場!

太陽に向かって花びらを大きく広げ、その美しい黄金色が息を呑むよう…

前方で「ゆっくり走るパトカー」追い越しちゃっても大丈夫? うっかり違反になることもある!? 抜くときに注意したい「NG行為」とは?

普通に走っているパトカーって追い越していいの?クルマで道を走っ…

【全車ハイブリッドに】トヨタ・カローラ・シリーズを一部改良 OPの標準装備拡大で商品力を向上

カローラ・シリーズを一部改良トヨタは5月9日、Cセグメント車種の『カ…

トヨタの「“現代版”ハイラックスサーフ」!? 全長4.8m級ボディ×「3列・7人乗り」でちょうどイイ! 精悍タフデザインもカッコいい東南アジアモデル「フォーチュナー」日本導入の可能性は?

同社の「ハイラックス」と主要コンポーネンツを共有するラダーフレーム車

人気爆発!? 謎の希望ナンバー「358」の正体に反響多数「へー」「知らなかった」 意味が分かれば「1031(天才)」だよ!? 一体なぜどういう意味なのか

エンジェルナンバーのひとつとして知られ、人気が殺到しているという

loading...