13万人以上が集結「ニコニコ超会議2025」 コスプレもグルメも研究も“好きなモノ”を追求!

日本最大級のサブカルチャーの祭典「ニコニコ超会議」が、ゴールデンウイークの2日間、千葉・幕張メッセで開催されました。コスプレから体験イベントにグルメまで、バラエティ豊かな出展のなか、「news every.」キャスターの興味を引いたのは…。 ■午前10時「ニコニコ超会議2025」開場! ゴールデンウイークに13万人以上が集結!「ニコニコ超会議」は、2025年もスゴかった! 直川貴博キャスター 「10時を前にシャッターが開き始めました。みなさんの足元、膝ぐらいまで。まだまだあがります。見えてきました」 「ニコニコ超会議2025、まもなくスタートということで、開場まであと2分くらい。みなさんの表情も見えてきて、音楽も鳴り始めました。すご〜い!すごいよ、すごいよ」 最前列には、開場4時間前の午前6時に来た人も。1年に一度。待ち焦がれた瞬間です。 直川キャスター 「10時とともに走り出しました。すごいすごい!みなさん二手に分かれて、すごい勢いです」 「コスプレをしている方もいますけど、ワァ〜!」 全力すぎる入場に、バッグを落としてしまう人や、勢いあまって転んでしまう人も。 「大丈夫?大丈夫かな…」 ■様々な“好きなモノ”が集う「ネット発の文化祭」 ゴールデンウイークに開催された「ニコニコ超会議」。「ネット発の文化祭」とも呼ばれ、その内容はコスプレから体験イベントにグルメまで。 企業や自治体、個人などが、様々な“好きなモノ”を出展。日本最大級のサブカルチャーの祭典です。2日間で詰めかけたのは、2024年を上回る13万2657人。なにがそこまで多くの人をひきつけるのか、今年も行ってきましたー! 直川キャスター 「4月に『news every.』の仲間入りを果たしました、直川貴博です。今日はスタジオを飛び出しまして初めてのリポート!」 「やって来たのは、ニコニコ超会議!ちょっと空回っていますけど、気合い入っています!」 今回、取材を担当するのは、4月から「every.」に仲間入りした直川貴博キャスター。 「みなさん、驚く準備してくださいね。こちらです。人・人・人ーーー!幕張メッセ、ホールの端から端まですんごい人です。その多さにちょっと圧倒されています」 開場30分前。幕張メッセに、ご覧の大行列。空から見ても、ホール脇からずら〜っと人・人・人・人〜! ■町の魅力を伝えるため出展する自治体も 今回、直川キャスターは、小型カメラを持って気になる場所や人を自ら取材。さっそく! 直川キャスター 「あれ、鬼太郎(の妖怪)じゃない?はだし!はだしで」 「あのキャラクター!ゲゲゲの鬼太郎の…話しかけたい!」 直川キャスター 「すみません、こんにちは。『every.』なんですが…話しかけてもいいですか」 参加した人 「はい、大丈夫です」 直川キャスター 「今日は何のコスチュームでしょう?」 上山市から来た人 「山形県上山市(かみのやまし)の伝統行事・加勢鳥(かせどり)の格好で来ています」 直川キャスター 「地元の?」 上山市から来た人 「そうです。地元の伝統行事の格好」 直川キャスター 「へえ〜。ゲゲゲの鬼太郎だと思ったけど違いました。地元愛がスゴイですね」 これは山形県上山市に江戸時代から伝わる、伝統的なお祭りの格好なんです。 直川キャスター 「なんで、はだしなんですか?」 上山市から来た人 「この格好で市内を練り歩いて、市民の方に水をたくさんかけてもらうという、冬の寒くてアツいお祭りになっています」 直川キャスター 「そうなんだ。冬の寒くてアツい!?」 実際のお祭りの様子がこちら。毎年2月、神様の使い「加勢鳥」に水をかけることで商売繁盛や火の用心などを祈るといいます。 そんな地元愛あふれる「加勢鳥」の正体は、上山市役所の職員、安孫子大地さん。今回、町の魅力を伝えるため、初めて「ニコニコ超会議」に出展したそうです。 直川キャスター 「お祭り成功しますように」 ■キャラクターや声優のコスプレを楽しむ さらに進んでいくと… 直川キャスター 「待って!おそらく鈴江さんも世代じゃないですか?セーラームーンが奥に、ステッキを持っているわ」 「セーラームーン!あと…いまお直し中でした?」 コスプレを楽しむ人 「でぇじょうぶだ」 現れたのは、声優界のレジェンド・野沢雅子さん? 「よかったらセーラームーンも撮っていってやってくれよな、な」 ■こだわりの“完成度” 見る人も楽しませる 直川キャスター 「こちらはセーラームーンのコスプレ?」 コスプレを楽しむ人 「はい、セーラームーンです」 直川キャスター 「すごい完成度ですね」 コスプレを楽しむ人 「ありがとうございます!一番こだわったところはウィッグですかね。お団子は布を丸くして、そこに毛束をくくりつけて作りました」 直川キャスター 「すごい!お団子ひとつにも工夫があるんですね」 ■仲良し親子のコスプレイヤーも 続いて出会った2人は… 父 「親子です」 直川キャスター 「え!親子!?」 父 「そうです」 直川キャスター 「親子でコスプレイヤー?」 父 「そうなんですよ」 10年ほど前から、親子で活動しているといいます。 父 ソロモンの大佐さん(56) 「お父さんと一緒にやってくれるやさしい息子なんですよ」 息子 きょへさん(27) 「楽しんでいます、一緒に」 直川キャスター 「いいんですか?」 父 「どうぞ、肩からかけるだけだけど」 今後も親子で楽しんでくださいね。 ■都道府県魅力度アップを目指して! 直川キャスター 「ステージがあるこのブース、気になります。茨城県が出展しているんだ!民間企業だけじゃないんですね」 2024年の都道府県魅力度ランキングで、最下位を脱出したものの下から3番目の茨城県。特産品の販売に加え、今回、スペシャルな出演者がいるそうで、控え室を訪れた直川キャスター。 直川キャスター 「みなさんはどういったグループなんですか?」 いばらき若旦那メンバー 「我々、『いばらき若旦那』と申します」 いばらきの観光を盛り上げるため、2024年結成されたご当地ユニット「いばらき若旦那」。メンバー全員が、現役のホテルの支配人や旅館の若旦那なんです。普段は、茨城県内のイベントで歌うことがほとんど。こんな大きな規模で歌うのは、初めてだそうで… いばらき若旦那メンバー 「こんなに大きいステージでやるのはなかなかないので。本当にメンバー一同、緊張しています」 直川キャスター 「もう脂汗が…おさえて差し上げたいくらい」 ■初の大規模「ステージショー」で…おもてなし♪ いばらき若旦那メンバー 「がんばります!」 「こんにちは〜」 「我ら、いばらき若旦那で〜す」 「よろしくお願いします」 直川キャスター 「黄色い声援が…」 ♪いばらき若旦那 「愛の種をまくのです〜ここからお・も・て・な・し〜」 直川キャスター 「お疲れさまでした。どうでしたか?ステージ」 いばらき若旦那メンバー 「緊張しました。本当に人が集まるかどうか不安だったんですけども、多くの人がステージに集まっていただいて」 「ステージも終わって一応ホッとしています」 魅力度アップをめざし、「いばらき若旦那」は、まごころこめて、おもてなししていきます。 ■オリジナルカップラーメン作りに行列 続けて見つけたのは… 直川キャスター 「お!カップ麺!インスタント麺!」 年間5000万食を売り上げるカップ麺、「凄麺(すごめん)」で知られる「ヤマダイ」のブース。人気商品は、全国各地のご当地麺。みなさんも食べたことがあるんじゃないですか? その工場では、カップラーメンの麺をゆでて製造。 凄麺を製造 ヤマダイ 広報室 森田 佳奈さん 「カップラーメン(づくり)で、麺をゆでるのはすごく珍しい。通常は麺を蒸して、ゆでているような食感を生み出しているんですけど、私たちはゆでるということにこだわって」 さらに、ほぼ毎日、「試食会議」をすることで、常に味のバージョンアップを目指すなど、とにかくこだわって作っています。 そんなこだわりを多くの人に知ってもらおうと、今回、企画したのが、麺や具材、スープを自分で選び、500円でオリジナルのカップラーメンを作ることです。 ■こだわりのカップ麺を自分好みに! さっそく、直川キャスターも… 店員 「麺をお選びください」 直川キャスター 「えーどれにしよう…」 麺は「極太麺」から「細麺」まで5種類。さらに… 「パンプキン坊や。かわいい」 悩んだ結果、選んだのは、極太麺に豚骨醤油スープと具材(大判焼きのり、バラ肉チャーシュー、デカギリ白菜)。そして…最後に蓋付け。 「すごい!工場に潜入したみたい!」 オリジナルのカップラーメンが完成しました! 後日、いただいてみると… 直川キャスター 「いただきます!ちゃんぽんというくらい、麺は太いんですけど、だからこそもちもち感。1つ1つ、かやく、トッピング、主役級のおいしさです」 「いやー、このカスタマイズ、我ながらいいセレクトしましたね」 ■宇宙の研究をするスゴイ学生たちも 思わず立ち止まったブースで出会ったのは・・・ 直川キャスター 「ほかのブースとは系統が違う。こんにちは!こちらはどういうブースですか?」 松下さん 「ミュー粒子という小さな粒を、この検出器で測ろうという取り組みをしています」 直川キャスター 「すみません。文系なんで、全然理解が追いついてないんですけど」 高校3年生の松下千穂里さん(17)と、大学1年生の貫輪美博さん(19)。 彼女たちは2024年、宇宙に関する研究で、スイスにある世界的な「素粒子物理学」の研究施設で実験を行い、文部科学省でも研究成果を発表したスゴイ人たち。 宇宙から地球に降り注ぐ、目には見えない小さな粒子を測る、簡易的な装置を開発しました。 松下さん 「私たちが研究していることは、すごく難しそうに聞こえると思うんですけど、水道管とかの陥没事故を防ぐために、どこに穴があるのか、そういうことにも役立つんです」 直川キャスター 「なるほど!生活していたら中身が分からないものが、目に見えてくるってことなんですね」 ピラミッドや古墳のような大型構造物を突き抜けた粒子をこの装置で測り、内部を調べることを目指しています。 「まだまだ10代だから、これからもっともっと突き詰めると、本当に何か大発見が!ニュースでそのときは読ませてください」 2人 「ありがとうございます」 ■数百人が一斉に…誰でも自由参加 2025年のニコニコ超会議のテーマは「まざろ」。こちら、それぞれが振り付けを覚えてみんなで踊る「超踊ってみた」。 「OH YEAH」 数百人が同じ曲で一斉に踊ります。もちろん、直川キャスターも参加。経験者も初心者も関係ない。この一体感が魅力。 直川キャスター 「息切れちゃう…。たった3分ちょっとなのに、汗がじんわりどころか吹き出しちゃうくらい。スカッとしました。きもちいい〜」 (5月6日「news every.」より)

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