5月は打率.048と苦しむコンフォート ■Dバックス 5ー3 ドジャース（日本時間9日・フェニックス） 　ドジャースは8日（日本時間9日）、敵地のダイヤモンドバックス戦に3-5で敗れた。「7番・左翼」で先発出場したマイケル・コンフォート外野手は3打数無安打。8回には2点を奪ってなおも1死一、三塁というところで痛恨の併殺打に倒れた。5月は打率.048と苦しんでいるが、デーブ・ロバーツ監督は起用を継続する考えのようだ。 　5点ビハインドで迎えた8回、4本の安打で2点を返し、流れがドジャースに傾きかけていた。ここで打席に入ったコンフォートだったが、二塁へのゴロとなり、チャンスを潰してしまった。第1打席では中堅後方への大飛球、第2打席でも111マイル（約187.6キロ）のライナーが二直となるなど、不運な面もあった。 　過去には4度の20本塁打を記録した32歳は、オフに1年1700万ドル（約24億8100万円）でドジャース入り。しかし4月上旬から不振に陥り、35打席連続無安打の屈辱も味わった。5日（同6日）のマーリンズ戦で久々に安打を放ったが、それ以来また安打が止まっている。 　ドジャースも様々な打順でコンフォートを試しているが、結果に繋がっていない。それでも、8日（同9日）の試合後にロバーツ監督は「今後数試合は（先発）起用する。今はいいスイングが出来ていると思う」とコメント。「打席内容はいい時があるけど、結果に結びついていない。気持ちが切れていないし、練習も（地道に）やっているから、彼を信頼している。いい打席を続ければ、好転する」と話した。 　コンフォートは「本当に悔しい。吐き気がするよ。とにかく頑張り続けるしかない」とかなり落ち込んだ様子だったが、指揮官は「チームメート、コーチ、私は彼のことをサポートしているし、彼もそう感じているだろう。彼はいい打席を続ける必要がある。彼は経験豊富な選手だから、この5週間の逆境を跳ね返えせるだろう」と、復活に期待を寄せた。（Full-Count編集部）