ヘンリー王子は王室の「ブラックリスト」に入れられ、王室から完全に締め出されたと王室関係者が明かした。米メディア「ページ・シックス」が７日、報じた。 　ＢＢＣのインタビューで批判の嵐にさらされているヘンリー王子について、王室関係者は「本当に誰も彼を信頼していないと思います。それが事実です。王室は彼に対して大きな信頼の問題を抱えており、それがすべての根底にある。王室は彼とメーガンを信頼していない。だからこそ、２人との関係は築けないのです。許す余地はあるかもしれませんが、彼らは決して忘れないでしょう。許しと信頼は別物です」と証言した 　同メディアは「ヘンリー王子は王室からブラックリストに入れられている。誰も彼を信用していない。メーガン・マークルも信用していない」とのセンセーショナルな見出しを立てている。 　作家で王室とも親しいヒューゴ・ヴィッカーズ氏は「チャールズ国王が彼を信用しないのは正しい。ヘンリー王子はその点で救いようがない。彼はあのインタビューを受けるべきではなかった。王室の人間は誰もインタビューを受けるべきではない。いつも大惨事になるだけだ」と指摘した。 　同氏は「「ヘンリーは（警備問題の判決を）受け入れ、愚痴や泣き言を言うのをやめるべきだ」とした上で、父親の余命について話すのは行き過ぎだったと語った。さらには「チャールズ国王の健康状態について話すのは不名誉なことだ。もしウィリアム皇太子と話していないのなら、どうして王子は健康状態について知っているというのか」と疑問を呈した。 　ヴィッカーズ氏は、国王がバッキンガム宮殿でがん患者やがん生存者をもてなすイベントで、物事を前向きに捉えようとした同じ週にインタビューを受けたのは特に悪かったと指摘。「ヘンリーは回顧録『スペア』の中で、国王が『私の晩年を惨めなものにしないでくれ』と言ったと書いているが、ヘンリーはまさにそれを実行した」と語った。 　さらには「『自分、自分、自分』という文句はもうたくさんだ。国王はもう十分だ。世界の問題を背負っていのだから、泣き言ばかり言う息子なんかいらないだろう」と断言。「ヘンリーは父親に許しを請うべきだ。そしてそれはテレビの前でではなく、静かに行われるべきだ。しかし、彼はそうしない。あまりにも愚かなので、結局は失敗に終わった」と痛烈な言葉で王子を糾弾した。