衝撃! 「納車1時間でフェラーリ炎上!」 4月だけで4件の火災発生…!? 驚愕の原因と予防策とは、首都高が注意呼びかけ

車両火災は一体何が原因?気をつけたいポイントは  首都高速道路上において走行中のフェラーリが炎上する事案などを受け、首都高速道路は車両火災に関するコメントを発表しています。  では、一体どのようなことに気をつけるべきなのでしょうか。 首都高が投稿した車両火災(画像引用:【公式】道路交通情報@首都高 shutoko_traffic) 【画像】うわぁぁ! 燃えている…。 衝撃の画像を見る!(23枚)  2025年4月16日午後2時半頃、東京都港区内の首都高速道路において高級外車・フェラーリが走行中に炎上する事案が発生しました。  火は約20分後に消し止められたものの、車両の大部分が焼け焦げる事態となっています。  運転手は走行中にフェラーリから白い煙が出ていることに気付き、車両から降りて避難した後、自ら「クルマが燃えている」と通報しました。  なお運転手は、6人組の男性歌い手グループ「ちょこらび」のプロデューサーを務めるほんこん氏であり、自身のX(旧Twitter)に以下のコメントとともに、ほぼ全焼したフェラーリの写真を投稿したことで大きな話題を呼びました。 「フェラーリ納車して1時間後に燃え果てました。こんなトラブル体験するの日本中で俺一人だと思う」  この投稿に対しては「納車して1時間で炎上ってやばすぎる」、「ご愁傷さまです」、「ご無事で良かったです」などさまざまな声が寄せられました。  このような事案を受け、首都高速道路株式会社は2025年5月1日、Xの公式アカウントで次のコメントを発表しています。 「首都高上における車両火災が4月の1か月で4件も発生しています!!発生原因の多くは、オーバーヒートやオイル漏れなどによるものと思われ、エンジン部からの出火が多い傾向にあります。  ご利用いただく皆さまには車両火災の発生防止に向けて、冷却水やエンジンオイルの量などの点検を定期的に実施していただくようお願いします!道路の異状等を発見したら#9910にお電話を」  実は首都高速道路においてはたびたび車両火災が発生しており、2024年度(2024年4月〜2025年3月)の発生件数は21件でした。  さらに推定される出火原因はエンジン部が38%、車輪部が19%、その他が43%という状況だったことも明らかになっています。  具体的には、劣化したエンジンオイルを使い続けることでエンジンが焼き付いて火災につながったり、エンジンオイルの漏れによって発火したりするケースが挙げられます。 出火原因(画像引用:首都高ドライバーズサイト)  加えて、タイヤが空気圧不足などの原因でバーストし、タイヤと路面との摩擦で過熱、出火に至る事例もあります。  そのため、エンジンのオーバーヒートを防ぐ冷却水の補充やエンジンオイルの定期点検などが推奨されています。  エンジンオイルの交換時期は車種やクルマの使用状況によって異なりますが、ガソリン車では1万5000kmの走行または1年ごとの交換が一般的です。  ただし上記の距離・期間内であっても、エンジンオイルの減りが激しい場合は内部で漏れが発生しているおそれもあることから、ディーラーや整備工場などで早めに点検してもらいましょう。  そしてタイヤのバーストによる出火を防ぐため、日頃からタイヤの状態をチェックしておくことも大切です。  タイヤのバーストはクギやガラスなどが刺さることによって発生するほか、タイヤに傷やひび割れがあるとき、空気圧が適切でないときなどにも起きる可能性があります。  クルマを使用する際には、タイヤに傷やひび割れがないか、空気圧が適切かどうかなどをよく確認しましょう。  タイヤの適正空気圧は運転席側のドア付近や給油口に貼付された空気圧表示シールのほか、クルマの取扱説明書にも記載されているため、これらを参考に空気圧を調整することが重要です。 ※ ※ ※  ひとたび車両火災が発生すると、状況によっては長時間の通行止めが発生したり、道路や設備が損傷した場合にはドライバーに復旧費用を請求されたりする可能性があります。  クルマのお出かけに際しては冷却水やエンジンオイル、タイヤの状態などを定期的に点検することを心がけましょう。

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