1リッターで「35km」走れる!トヨタ「アクア」全長4m以下の小型ボディに高級デザイン採用! “画期的システム”初採用した「5ドアハッチバック」の魅力とは!

リッター約35km走れる燃費性能がスゴい!  ハイブリッド専用車としてデビューしたトヨタ「アクア」。同社の「ヤリス」や「カローラ」ほど話題には上がらないかもしれませんが、実は販売自体は堅調そのものです。  コンパクトカーとして正常進化し、すっかり市場で定着しているとも言えますが、どのような魅力があるのでしょうか。 燃費がスゴい「アクア」 【画像】超カッコいい! これが「“高級仕様”のアクア」です! 画像を見る(30枚以上)  今から14年前の2011年、「プリウス」より安価にハイブリッドを普及させるべく誕生したのが初代アクアです。5ナンバーサイズのコンパクトな5ドアハッチバックスタイルで登場し、2代目「シエンタ」にも通じる、フロントウインドウが大きく寝かされたスポーティなシルエットは注目を集めました。  それ以上に注目されたのが燃費や車両価格で、当時の燃費表示(JC08モード)で35.4km/L(現在のWLTCモードでも30.4km/L)もの低燃費を実現しつつ、新車価格がベースグレードの「L」が169万円からと超お手頃でした。  ボディサイズは全長3955mm×全幅1695mm×全高1445mmと、コンパクトカーの王道サイズだったこともあって大変な人気となり、2度のマイナーチェンジや「X-URBAN」や「クロスオーバー」「GRスポーツ」など派生車種も誕生したものの、基本スタイルは変わらずに10年生産されました。  そして2021年、10年ぶりに2代目へフルモデルチェンジ。ヤリスと同じTNGAによる「GA-B」プラットフォームを採用し、居住性(特に後部座席)の向上を目的にホイールベースは50mm延長、全高は30mmアップを実現。  初代同様に空力に優れたボディでありながら丸みを持たせたデザインを採用し、スポーティさが減少した代わりに高級感がアップしています。  ネット上でも「高級感が上がった」という評価がある一方で、「フロントのアクの強さの割にサイドからは平凡」や「そもそもエクステリアで選ぶクルマじゃない」という評価までさまざまですが、登場からすでに4年目となる現在、すっかり街に溶け込でいる印象です。  そして、アクア最大の特徴ともなっているハイブリッドシステム「THS II」による環境性能(燃費)は34.6km/L(FF・WLTCモード)まで向上。1.5リッターエンジン+モーターという組み合わせに変化はありませんが、メインバッテリーを「バイポーラ型ニッケル水素電池」に変更して約2倍の出力を獲得し、EV走行の距離を大幅に拡大させました。  この進化は「低燃費でよく走る」「ガソリン代が安く済む」とネットでも好意的に受け取られているようです。 ※ ※ ※  高級感が増したデザインや大幅にアップした燃費、リアの居住性の向上なども含め、実用性を優先するユーザーからは支持を集めています。  標準モデルのほかに、スポーティな内外装や走行性能を身に着けた「GRスポーツ」もラインナップされるなど、「気軽にハイブリッドの恩恵を授かりたい人」にとった、アクアは魅力的なコンパクトカーと言えそうです。

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