大谷翔平、約1か月ぶりの“大台” わずか2週間で200ポイント上昇、リーグ2位まで復活

2023年はOPS1.066、昨年も1.036でリーグ1位 【MLB】マーリンズ 5ー4 ドジャース(日本時間7日・マイアミ)  またも“大台”に乗せて来た。ドジャース・大谷翔平投手は6日(日本時間7日)、敵地マーリンズ戦に「1番・指名打者」で出場し、6回に2試合連発の今季10号を放った。5打数2安打2打点の活躍で、今季成績は打率.296、10本塁打、OPS1.006。約2週間でOPSを200ポイント近く上昇させ、リーグ2位まで浮上した。  昨年に「50本塁打&50盗塁」を達成した“伝説の地”。前日の同カードはサイ・ヤング賞投手のサンディ・アルカンタラから今季メジャー最速となる打球速度117.9マイル(約189.7キロ)の弾丸アーチを放つと、この日は6回の第3打席で打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離403フィート(約122.8メートル)の一発。自身も確信する完璧な一発を右翼席上段に叩き込んだ。  直近7試合は28打数9安打の打率.321、4本塁打、長打率.893、OPS1.317と圧倒的な成績を残している。もっとも、真美子夫人の出産のために4月18日(同19日)に「父親リスト」入りした後は16打数2安打とまさかの不調。4月25日(同26日)のパイレーツ戦で4打数無安打に終わると、OPSは今季最低の.834まで下降した。  しかし、その後の活躍は周知の通り。翌26日(同27日)の同カードで3安打を放つと、29日(同30日)のマーリンズ戦で長女誕生後初の一発。ここ10試合で無安打は一度だけで、完全に復調としたと言える状況だ。OPS1.000以上は4月9日(同10日)以来、約1か月ぶり。メッツのピート・アロンソ内野手(1.123)に次ぎ、リーグ2位に入っている。  過去2シーズンはいずれもOPS1.000以上を記録し、リーグ1位に君臨。大谷にとっては“定位置”とも言える水準だ。例年6月を得意にしている偉才は果たして、さらにその打棒を見せるのだろうか。(Full-Count編集部)

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