連休中も休む暇なく駆け回ったのは参議院選挙の立候補予定者たちです。 夏の決戦に向け、それぞれ大票田の新潟市で浸透を図りました。 晴れ間が広がった連休。農作業姿に身を包んだ女性……立憲民主党の現職・打越さく良さんです。 Q）お似合いじゃないですか？ ＜立憲民主党の現職・打越さく良さん＞ 「みんなに言われて嬉しい気持ち、 頑張ります」 ゴールデンウイークはコメ農家にとっては田植えの時期。コメ作りを手伝いに新潟市の田んぼにやってきました。 さっそく田植え機へ。生産者から指導を受けながらハンドルを握ります。何度か経験があるということでまっすぐ苗が並んでいました。 さらに…… 田んぼで汗を流し、農業のやりがいと苦労を身をもって体験しました。 ＜農家の人＞ 「今までやったことがない人だと植えることもできないですから、 ちゃんと植えてますよ」 ＜立憲民主党の現職・打越さく良さん＞ 「本当に大変なんだなと思って、しっかり支えなきゃと思いました」 コメ作りをはじめ、農業を支えるために。打越さんは戸別所得補償制度の復活を訴えます。 ＜立憲民主党　現職・打越さく良さん＞ 「戸別所得補償制度をバージョンアップして農村の地域のコミュニティを支えていく、農地に着目した直接払い制度ということで、新たに農業生産者の方たちの所得を安定させていく」 一方、ビーチサンダルで砂浜に姿を現したのは……自民党から立候補を予定する中村真衣さんです。 元競泳選手でオリンピックメダリストの中村さんは、その実績からスポーツ振興や円滑な部活動の地域移行などを訴えます。 6日は県ビーチバレーボール連盟の関係者のもとを訪ね、一緒に体を動かして交流しました。 今度は街宣車に乗りこんで訴えます。 「（子どもの）教育環境を整えたい。そして新潟から日本を元気にしたい！」 子どもたちにもあいさつ……。 ＜自民党　新人・中村真衣さん＞ 「水泳やってんの？」 ＜子ども＞ 「水泳やってます！」 スポーツ界では実績と知名度を誇りますが、政治の世界では新人。 この連休中は新潟市内を駆け回り、参院選の立候補予定者としてアピールを重ねました。 ＜自民党　新人・中村真衣さん＞ 「夏の決戦まで残り3か月を切りました。まだまだ自民党に逆風が吹き荒れておりますが、子どもたちの声や若者の声もしっかりと国に届け、形にしていかなければいけない」 物価高対策に力を入れたいと訴えます。 ＜自民党　新人・中村真衣さん＞ 「賃金アップされていますけど、 でも物価高に追いついていないのかなと思いますので、もっともっと賃金を上げていく政策が必要になってくるのかなと思っております」 再選を目指す立憲民主党の打越さん。訴えのひとつが選択的夫婦別姓制度の実現です。 ＜立憲民主党　現職・打越さく良さん＞ 「選択的夫婦別姓が実現できないかとお声がけもいただくので……地方で地道に生きる一人一人の幸せをしっかりさせるような政治にするチャンス、というより責任を感じております」 夏の参院選にはにこのほか、参政党の新人、平井恵里子さんも立候補を予定しています。