高級ブランドのエルメスのバッグなどおよそ60点が盗まれる事件が発生し、被害額は5000万円相当にのぼるということです。 　　　　◇ 「エルメス」「シャネル」「ルイ・ヴィトン」など1000点ほどを取り扱う、ブランド品買い取り販売店で起きた窃盗事件。事件前、壁一面にずらりと並んでいた高級ブランド品が、ほとんど消えていました。 リベラデザイン　望月飛鳥取締役 「全部とられちゃいました、ここにあったものは。一番高いもので400万円とか500万円の商品とられた」 捜査関係者によると、盗まれた商品は60点ほど、被害額は5000万円相当にのぼるといいます。事件があったのは、6日午前4時前。内側が石こうボードの壁となっている窓から侵入したとみられます。 リベラデザイン　望月飛鳥取締役 「元々、同じような棚が並べられていたんですけど、壊されて侵入された」 石こうボードと棚を大胆に壊し侵入。店内で犯行に及んだ時間は、わずか3分ほどだったといいます。 リベラデザイン　望月飛鳥取締役 「すごいスピード。防犯カメラに映っているのは3人」 捜査関係者などによると、窃盗グループは3人組。そのうち、店に入ったのは2人です。 まず一目散に店の奥にある「エルメス」ゾーンへ。その後、「シャネル」ゾーンへ向かったといいます。 リベラデザイン　望月飛鳥取締役 「バッグがほとんど。一部小物がとられて。商品を選んでいるというより棚の物をとるだけとる。大きな袋にどんどん2人組がつめていって何往復かはしていた。そのほかの商品は特に動かされてる様子はなかった」 「エルメス」や「シャネル」など、特定の高額ブランドだけを狙っていたのでしょうか。3人組はその後、車に乗って逃走したといいます。 リベラデザイン　望月飛鳥取締役 「ほんと悔しいというか、悲しいというか。真面目にやってきたのにこんなことに」 警視庁は窃盗事件として捜査するとともに、3人組の行方を追っています。