大型連休は6日が最終日ですが県内の「道の駅」には長蛇の列ができるところもあるなど多くの買い物客でにぎわいました。 お目当てはこの時期に山でニョキッツ！と顔を出しているあの春の味覚です。 朝9時。田上町の道の駅には大行列が…… Q）「きょうのお目当ては？」 ＜訪れた人たち＞ 「タケノコ」 「タケノコですね」 「朝採りのタケノコですかね」 行列の先にあるのは……タケノコ！ こちらの「道の駅たがみ」では朝に採れた新鮮なタケノコを販売しています。 多い日には500人もの買い物客が訪れ、1時間で完売する日もあるといいます。 Q）何本ですか？ ＜買い物客＞ 「8本くらい」「毎年来ています」 Q）何年目になります？ 「4年かな？」 ＜訪れた人＞ 「2袋です。ゆでて子どものところに持って 行ってあげたりタケノコご飯とか。すぐなくなります」 またタケノコ料理もその場でいただけます。 ＜西辻キャスターリポート＞ 「タケノコがシャキシャキです。食感がいいですね。やさしい味わい、これはご飯が進みますね」 ◇　◇ タケノコといえば欠かせないのがアレ。青々とした竹林を進むと…… 地面からニョキッと顔を出していたのはタケノコです。 竹林が広がる田上町はタケノコの産地として知られていてタケノコ掘りの体験もできます。 「タケノコになる芽がこの節の横から出てくる」 ことしは収量が少なくなる「裏年」に当たりますが、あちらこちらに立派なタケノコが。 こちらの家族はあと少し……立派なタケノコが収穫できました。 ＜タケノコ掘りしていた家族＞ 「すごい大変でした。土が固くて」 Q）どうやって食べますか？ 「タケノコご飯かな」 ＜西辻キャスターリポート＞ 「私もタケノコ堀り体験します！掘り進めていくと固い……いきます！せーの！おー、すごい！採りました！」 自分の手で収穫する春の味覚。喜びもひとしおです。 一方、こちらではカメラを手にする男性たちの姿が……。 レンズの先にはもくもくと黒い蒸気が立ち込めます。 ＜日高キャスターリポート＞ 「連休最終日、鉄道のまち・新津には趣味に情熱を燃やす人の姿があります」 新潟車両センター新津派出所で行われたのはSLの撮影会です。 主役は蒸気機関車C57。SLばんえつ物語で新津駅から会津若松駅をつなぐ現役の機関車です。県の内外から先着で予約した18人の鉄道ファンが集まりました。 シャッターチャンスはこの蒸気の噴射！蒸気の中でも盛んにシャッターを切っていました。 ＜訪れた鉄道ファン＞ 「ドレーン（蒸気）を排出するところが良かったかな……下の方に白い煙を排出したと思うんですけどそれが初めて見たので良かったなと思います」 普段は入れない運転台での撮影も。 ＜訪れた鉄道ファン＞ 「かっこいいです！あったかいです」 石炭の燃える様子や車窓からの眺めを堪能し気分はまるで運転士です。 最後にはことし4月に新しくなったSLばんえつ物語のヘッドマークもお披露目されC57のさまざまな姿を写真に収めていました。 ＜SL歴10年　鉄道ファン＞ 「やっぱり音とか匂いとか石炭の油のにおいや鉄のにおい…あと質感っていうんですかね。フェチにはたまらない感じが好きですね。やっぱり。SL最高ですよね 本当に」 思い思いに休日を満喫した人たち。充実した表情が各地でみられました。