上皇さまはきょう午後3時ごろ、上皇后さまの付き添いのもと、東京・文京区の東大病院に入られました。 【写真を見る】【速報】上皇さま（91） 東大病院に検査入院「心筋虚血」の疑いで 上皇后美智子さま付き添いのもと 13年ぶり入院 宮内庁によりますと、上皇さまは心筋虚血の疑いのため、きょうから検査入院されるということです。心筋虚血とは、心臓の筋肉である「心筋」に血液が十分に供給されない状態のことをいいます。 上皇さまは、4月中旬に宮内庁病院で受けた定期検診で心筋虚血の疑いがみられましたが、再検査の結果、改めて心筋虚血の可能性が高いと診断されたということです。自覚症状はなく、おととい夕方まで散策をされるなど、通常と変わらず日常生活を送られていたということです。 上皇さまが入院されるのは、2012年2月に東大病院で心臓冠動脈のバイパス手術を受けられて以来です。また、2022年7月には、心臓の弁が閉じにくいことが原因でポンプ機能が低下する「右心不全」と診断され、以降、投薬と水分の制限を続けられてきました。 上皇さまは、直近では4月29日にご夫妻で学習院大学の展覧会を私的に訪問し、皇室ゆかりの美術品などを鑑賞されていました。 あさってからは、ご夫妻で神奈川県の葉山御用邸に滞在される予定でしたが、延期されます。
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