天皇賞・春の当日の京都・芝コースは差しも十分に利く馬場 息の長い末脚が光るハヤテノフクノスケが面白い

 5月4日は好天の下でレースが行われている京都競馬場。3日の7Rまでは雨の影響で稍重だったが、9Rからは良馬場に回復していた。  午前中の芝2鞍を振り返る。3Rの芝1400メートル(内回り)の3歳未勝利戦は1分21秒4のタイムで、メンバーレベルを考えるとやや速めの時計と言える。続く4Rは芝2000メートル(内回り)の3歳未勝利戦。こちらは2分0秒8の勝ち時計で、先週の同じ条件よりも1秒3遅いが、逃げた馬が2着に粘ったように、前半がスローペースだったことが大きい。良好なコンディションと言っていいだろう。  この2つのレースを勝った馬は、どちらも内から4頭分から5頭分空けた、外めをよく伸びていた。前日から「外の方が伸びると思います」と話していた騎手もおり、差し馬を狙っていきたい。  そこで天皇賞・春はハヤテノフクノスケがおすすめ。ここ2戦は中団から息の長い末脚で快勝している。外枠でも、早めにロスのない競馬ができる位置に収まることができれば、直線で末脚が爆発する。

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