５月２日のオホーツク海側では気温が上がり、オホーツクの滝上では２５．３℃と、道内では２０２５年で初めて夏日を観測しました。 また、札幌市内では強風による影響がでています。 （子ども）「あついよ～」 ２日は暖かい空気や山を越えて高温の風が入るフェーン現象の影響で、オホーツク海側では気温が上がり、滝上では午後３時までに２５.３℃を観測しました。 道内では２０２５年で初めての夏日です。 （子ども）「あつい、いっぱい」 夏のような陽気となり、陽射しを受けながらソフトクリームを楽しむ人も多く見られたほか、タンクトップ姿で洗車をする人もいました。 （町民）「けさまでパーカーを着ていたけど、あまりにも暑いから脱いで、それでも汗をかいて洗車をしていました」 滝上では２日朝の最低気温が氷点下０.２℃と冬日でしたが、午後には一転、夏日となることで朝との気温差が２５℃以上となりました。 （町民）「きょうはちょっと暑すぎますね。気温差が激しいですね。体には順応できないというか（寒暖差で）大変かな」 そのほか、中頓別と紋別で２４．７℃を観測し、２日はオホーツク海側で広く２０℃を超える気温を観測した地域が多くなりました。 ３日からは全道的に平年並みか高い気温となる予想です。 （藤得記者）「強い風が吹く札幌です。自転車は横倒しになっています」 一方、札幌では午後３時までに最大瞬間風速２４.３メートルが観測され、２０２５年で２番目に強い風が吹きました。 札幌市西区の駐輪場では強風の影響で自転車が押し倒され、手稲区では元気に泳いでいた「こいのぼり」が地面に落下するなどの影響も見られました。 （市民）「風が強くてこいのぼりもあり得ないくらい泳いでいてびっくりした。風は強いけど太陽が暖かいので意外と寒くない」 （市民）「風であおられて隣の車にドアがぶつかりそうになって怖かった」 （市民）「かなり風が強くて体が浮くような感じ」 現在は強風注意報が発表されていて、３日にかけて広く火の取り扱いや倒木、交通への影響に注意が必要です。