神奈川県川崎市の住宅からバッグに入った身元不明の遺体が見つかった事件でこの家に住む男性と交際していた女性が以前からトラブルになっていたことが分かっています。警察は2日、遺体の司法解剖をして身元の確認を進める方針です。 この事件は神奈川県警が先月30日夜、川崎市内の住宅で行った捜索で押収したバッグから身元不明の遺体が見つかったもので遺体は腐敗が進み、一部白骨化していたということです。 捜査関係者によりますと、この家に住んでいた男性と交際し、トラブルになっていた同じ川崎市内に住む岡崎彩咲陽さんが去年12月から連絡が取れなくなり、親族は行方不明者届を出していたということです。 また親族によりますと彩咲陽さんが行方不明になる前に、警察に交際男性からのストーカー被害の相談を繰り返していたものの対応してもらえなかったということです。 一方、先月30日に神奈川県警が男性の家を捜索したのは、彩咲陽さんへのストーカー規制法違反の疑いだったことが新たにわかりました。 彩咲陽さんの父親 「まだ私の娘だと決まったわけではないので、ちゃんとした話はできないが」「怒りでしかない」 警察は2日、遺体を司法解剖するなどして身元の確認を急ぐとともに、死体遺棄事件として捜査しています。
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