1日昼すぎ、大阪市西成区の小学校のそばで、下校中の子ども7人が車にひかれました。全員、意識はあるということですが、警察は、殺人未遂事件として捜査を始めました。現場から中継でお伝えします。 現場は小学校のすぐ近くの古い住宅や店が立ち並ぶ細い道で、先ほどまで、警察が事故を起こしたとみられる車の確認作業を行う様子が見られました。 現場は、大阪市西成区千本中の千本小学校の近くの路上で、消防によりますと、午後1時半すぎ、「子どもが何人か車にひかれた」と119番通報がありました。これまでに7人がケガをして病院に運ばれましたが、全員意識はあるということです。 市の教育委員会などによりますと、ケガをしたのは千本小学校の下校中の児童で、2年生の男の子が4人、女の子が1人、3年生の男の子が2人だということです。「児童らが歩いているところに車が寄ってきた」という目撃情報もあるということです。 目撃した児童 「帰ろうとしたら車が後ろから来て、くねくねでいって当たらんかったんやけど、前の2年と3年の子たちがひかれてた。挟まってた子もいて車と壁に」 また、新しい情報として、警察が殺人未遂事件として捜査を始めたことがわかっていて、運転手が故意に子どもたちをひいた可能性が出てきたもようです。 ——事故ではなく、殺人未遂事件で捜査ということでしょうか？ 警察からの詳しい説明はまだですが、目撃証言にもあったように、運転手が故意に子どもたちをひいた可能性があると、警察が見ているということになると思います。 ——レンタカーといった情報があるのでしょうか？ 車のナンバープレートが「わ」ナンバーだったため、レンタカーであるとみられます。ただ、詳しいいきさつは捜査中とみられます。いずれにしても、道幅の狭い住宅街のため、何らかの目的がないと通らない道のように思われます。
