新潟県のスポーツ振興に貢献した県内出身の選手3人に「新潟県スポーツ賞」が贈られました。受賞したスキークロスの須貝龍選手は来年のミラノ・コルティナオリンピックへの思いを語りました。 新潟県スポーツ賞を受賞したのは、ことし2月のアジア冬季競技大会男子バイアスロンのリレーで優勝した南魚沼市出身の山本大晴選手。去年の冬季デフリンピックのフットサル男子で準優勝した新潟市出身の齋藤基貴選手。そして、ことし3月のスキーフリースタイルの世界選手権、スキークロスで銅メダルを獲得した胎内市出身・須貝龍選手の3人です。 この賞は国際大会で優秀な成績を収めた県出身や県内に住むスポーツ選手に贈られるもので花角知事より表彰状が手渡されました。 注目は北京オリンピックにも出場したスキークロスの須貝龍選手です。北京オリンピックでは決勝トーナメント1回戦でわずかな差で準決勝進出を逃しました。次のオリンピックに万全の状態で臨むため古傷だった左膝の手術を受けた須貝選手。本格的に競技に復帰した今シーズン、W杯で2年ぶりの表彰台に立つと、世界選手権で3位という好成績を収めシーズンを締めくくりました。 〈須貝龍選手〉 「五輪前哨戦という位置づけて臨んだ大会でどんな形で緊張するのかなど確認の大会ではあったが想像以上にうまく行ったという印象」 この活躍により県スポーツ賞を受賞した須貝選手。来年2月のミラノ・コルティナオリンピックへの思いを語りました。 〈須貝龍選手〉 「来季に向けて、オリンピックも控えていますし、そこに向けて励みになる賞だったと思っています」002627～3秒須貝選手「世界選手権よりも良い色のメダルを取りたいと思っています。」 須貝選手はことし12月から始まるワールドカップに出場予定です。