タレントの中山秀征（57）が、5月に仏・カンヌで行われる「第78回カンヌ国際映画祭」（13日〜24日）で作品展を開催することが30日、発表された。 この記事の写真を見る 中山は昨年、40年来の知人であり、欧州でデジタルフィンガーペインター（1台のスマートフォンで作品を制作するアーティスト）として活躍している赤松裕介氏と再会。そこで赤松氏が中山の書に共感し、欧州で感銘を受けると確信したことから仏側に提案、出展が決まった。作品展は22日からカンヌマジェスティックホテルで開催。中山は4作品と赤松氏とのコラボ1作品を展示する。 中山は、「素晴らしい祭典にご招待いただき大変驚いております。そしてマジェスティックホテルにて私の書を展示していただける事に大変感謝致します」とコメント。「書の世界を知っていただき、魂の叫びを感じてほしいと思います。言語は違えど、感じていただける事はあると信じております」と期待を込めた。 また、赤松氏について「彼とは40年前、まだ17歳だった頃、（同じ釜の飯を食った）同志」と明かし、「40年ぶりの再会がこのような大舞台になるとは想像もしていませんでした。『縁』とは不思議な力を持ち神がかっているとしか思えません」と喜んだ。 映画業界のみならず、ファッション、音楽、アート、事業など多角的な分野において大きな影響を持つカンヌ映画祭。中山が同映画祭に作品を展示するのは初めてとなり、“世界進出”に注目が集まる。
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