■MLB　ドジャース 15ー2 マーリンズ（日本時間30日、ドジャー・スタジアム） ドジャース大谷翔平（30）が本拠地でのマーリンズ戦に“1番・DH”で先発出場し、4打数1安打1盗塁1四球、“パパ初アーチ”の7号を放った。 この日は“Women’s Night”として行われ、大谷の登場曲は真美子夫人が選曲し、人気アニメ“美少女戦士セーラームーン”のオープニング曲の“ムーンライト伝説”となった。1回の第1打席、マーリンズ先発、2022年サイヤング賞投手、S.アルカンタラ（29）の1球目内角低めのシンカーを捉えて、打球速度は183.6キロ、飛距離は120m、角度は23度と完璧な一撃でライトはほとんど動かなかった。大谷の豪快弾に本拠地のファンは大歓声、大谷もベンチに向って、久しぶりに自身のCMを採用したセレブレーションを披露した。 2回の第2打席は四球で出塁し、2試合連続となる今季8個目の盗塁を成功させた。3回の第3打席は1死一、三塁のチャンスで空振り三振。5回の第4打席はマーリンズ2人目のT.フィリップス（27）のストレートを捉え、打球速度は173.8キロと強烈な打球だったが、セカンド正面のゴロに倒れた。 そして、7回の第5打席、マーリンズ3人目のG.ソリアーノ（26）と対戦、フルカウントから内角に150キロのシンカー、大谷は腰を引いて避けたがストライクの判定。大谷は悔しそうな表情を浮かべた。チームは18安打を放ち、今季最多の15得点で4連勝となった。 ナ・リーグ本塁打争いは、27日に史上19人目となる1試合4本塁打、しかも4打席連続弾を放ったＥ.スアレス（33、ダイヤモンドバックス）が両リーグ最速の10号に到達。2位は9号で同じチームのC.キャロル（Dバックス）、J.ウッド（ナショナルズ）、チームメイトのT.ヘルナンデスとなっている。 昨年はチーム35試合目で8号をマークした大谷は、今季は30試合目での8号となり、54本放った昨年より5試合早いペースとなった。