「天皇賞（春）・Ｇ１」（５月４日、京都） 　春の７週連続Ｇ１ロードが伝統の春盾でスタートする。混戦ムードが漂うステイヤーの頂上決戦。データ班は最有力ローテである阪神大賞典を、格上挑戦で制したサンライズアースをトップ評価とした。同じく４歳馬で充実期を迎えつつあるダイヤモンドＳ覇者ヘデントールもＧ１初制覇に照準を合わせてきた。 　▼傾向（過去１０年） 　京都競馬場の改修工事に伴い、２１＆２２年は阪神で開催。 　▼人気　　　　　　　 　１番人気〈４・３・０・３〉 　２番人気〈５・０・１・４〉 　３番人気〈１・０・１・８〉 　４番人気〈０・１・４・５〉 　５番人気〈０・２・０・８〉 　勝ち馬は全て３番人気以内。 　▼所属　　　　　　　 　　美　浦〈３・２・２・３７〉 　　栗　東〈７・８・８・９８〉 　勝ち鞍は栗東所属馬、勝率は美浦所属馬が優勢。 　▼ステップ　　　　　 阪神大賞典〈４・６・５・５０〉 　　日経賞〈２・１・２・３７〉 　　大阪杯〈２・１・０・５〉 　　　　※Ｇ２時も含む 　有馬記念〈１・０・０・０〉 　ＡＪＣＣ〈１・０・０・２〉 ダイヤモＳ〈０・１・１・１６〉 日経新春杯〈０・１・０・０〉 レッドシーターフＨＣ 　　　　　〈０・０・１・０〉 　京都記念〈０・０・１・４〉 　阪神大賞典、日経賞、大阪杯の三大ステップで馬券圏内３０頭中２３頭を占めている。 　▼前走内容　　　　　 　勝ち馬９頭が３着以内。同８頭が３番人気以内に支持されていた。 　▼性齢　　　　　　　 　　４歳馬〈４・２・４・３１〉 　　５歳馬〈４・４・１・４１〉 　　６歳馬〈２・３・１・３１〉 　７歳以上〈０・１・４・３２〉 　８勝を占める４＆５歳馬が中心。牝馬は〈０・０・１・１３〉と劣勢だ。 　▼重賞実績　　　　　 　勝ち馬全頭に菊花賞か阪神大賞典での勝利経験があった。 　▼決め手　　　　　　 　勝ち馬全頭が前走の４角を６番手以内で通過していた。 　▼注目馬　全項目クリアは存在せず、減点１でサンライズアースとマイネルエンペラーの２頭が並んだ。最有力ローテの阪神大賞典から参戦するサンライズアースがトップ評価だ。（記録室）