サッカー・明治安田J1リーグ。アルビレックス新潟は26日、柏レイソルと対戦。またしても、追いつかれる展開で白星を逃しました。 ここまで11試合を戦って、わずか1勝の新潟。J1初出場のGK吉満とアルビ8年目の高木が今季リーグ戦初先発。右サイドハーフには小見が入ります。 【前半】 早速、小見を起点にチャンスを作ります。前半3分、右サイドでスピードに乗った小見がクロス。走りこんだのは高木！これは惜しくも合いません。 今度は、守備からチャンスをつかみます。前半12分、前線でボールを奪った新潟は、小見がピッチ中央をドリブルで前進。パスを受けた長谷川が倒され、PKを獲得します。 キッカーを任されたのは、ラストパスを出した小見。小見の代名詞、小刻みに助走をする“とことこPK”でキーパーの逆を突き先制。小見は今季リーグ戦初ゴールです。 しかし、前半32分、リーグ戦6試合負けがない柏にパスワークで崩され、失点。同点に追いつかれます。 失点で流れが変わり、劣勢の新潟。ボールを奪われ、ピンチを迎えますが、吉満がビッグセーブ。吉満を中心に守り、1対1で試合を折り返します。 【後半】 後半は、またも小見が反撃の起点に。相手を引きつけて、右サイドに走りこむ高木にパス。高木から長谷川、そして逆サイドの奥村につなぎ、ドリブルで1人かわしてシュート！しかし、決めきることができません。 後半26分、追加点が欲しい新潟。樹森監督は2人の選手を投入。大卒ルーキー・笠井。そして、小見を2トップの一角に移し、右サイドハーフにはダニーロ・ゴメスを投入します。 早速、ダニーロが得意のドリブルで右サイドから。左足に持って、クロス。そこに笠井が飛び込んだ！途中出場の2人でチャンスを作ります。 そして、再び右サイドから。ダニーロが素早く縦へ運び、クロス！しかし、これは息が合わず。 このまま、試合を終えた新潟。勝ち点1を分け合いました。 〈アルビレックス新潟　樹森大介監督〉 「前半のラスト、厳しい時間帯もあったんですけど、そういうところをしっかり耐えることができて、後半いい時間もありましたし、交代選手が入ってからパワーが出た。そういったところは次につなげていきたい」 新潟の次のリーグ戦は中2日で再びアウェーです。29日にサンフレッチェ広島と対戦します。