グラスノーは2回投球前に右肩違和感を訴えて降板 【MLB】ドジャース ー パイレーツ（日本時間28日・ロサンゼルス） 　ドジャースのタイラー・グラスノー投手は27日（日本時間28日）、本拠地のパイレーツ戦で先発したが、試合開始から30分ほどが経過した2回の投球練習中に右肩の違和感を訴えて緊急降板した。昨季の開幕投手の離脱危機に、米メディアは悲鳴が上がっている。 　地元メディア「ドジャース・ネーション」は「何よりもタイラー・グラスノーの無事が最優先。（降板した時）深刻そうだったけど、ドジャースのスター投手がそうでないことを祈っている」と伝えた。同メディアのゲーブ・スモールソン記者は「肩の違和感が発表されたことに心配が募る。ファンはドジャースの投手がまたIL行きにならないように祈るだろう。ましてや（グラスノーは）球宴投手だ」と戦線離脱とならないことを祈った。 　先発陣ではトニー・ゴンソリンが近く復帰する見込みだ。それでも、同メディアのノア・カムラス記者は「ブレイク・スネルは肩の炎症。クレイトン・カーショーは復帰まで数週間かかる。ショウヘイ・オオタニも何か月かかかる。ドジャースの先発陣はいきなり不安になってきた」と伝えた。「グラスノーは既に今シーズン2度も先発した試合で怪我によって降板している。先週の怪我は深刻ではなさそうだったが、新しい怪我は（前回と比べて）随分と深刻そうだ」と記事で綴った。 　2023年オフにドジャースへトレード加入し、その後5年1億3500万ドル（約194億円）で契約延長したグラスノー。ドジャースは開幕前はエース級の先発陣が集まったが、シーズン開幕1か月で野戦病院と化している。（Full-Count編集部）